【ニューヨーク女ひとり旅】10日間20万円以内でNYを満喫する方法

貯金できたからひとり旅にでも行きたいな。ニューヨークとか憧れるけど、お金かかりそう……。安く楽しむ方法はある？

ありますよ！

こんにちは、よるるです。

よるる

【この記事を書いた人】

ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。学生時代にイタリア留学→ミラノで1年勤務。ヨーロッパ中心に一人旅歴10年。荷造りと旅行計画が大好き！

私が10日間20万以内でニューヨークひとり旅をした体験談を公開します。

私は留学していたヨーロッパを中心に、国内外各地をひとり旅してきました。
基本的にツアーには頼らず、全て自力で計画＆手配。失敗もありますが、おかげで自分好みのマイナースポットにもばっちり行けてます。

29歳の時、長めの夏休みが取れたので単身ニューヨークへ飛び立つことに。10日間（現地滞在9日）で総額20万円以内で満喫してきました。

当時手取り月収20万ギリギリくらいでしたが、1年コツコツ貯めた旅行資金で充分まかなえました。このくらいの予算でもニューヨークは充分楽しめますよ。

費用を抑えながら満喫する方法をお伝えしますね！

▶海外ひとり旅おすすめスポット10選はこちら

全部行きました！海外女ひとり旅 おすすめスポット10選【レベル別】

ひとりで海外旅行するなら、どこがおすすめ？ 数々訪れた海外スポットの中でも、「ここはおすすめ！」という10都市をレベル別にピックアップ。

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ニューヨーク旅行費用を安く済ませるには

やっぱり一番コストがかかるのは航空券と宿。まず安く航空券を確保して、フライトに合わせて旅程を組むのがおすすめです。

こまごま節約しなくても済むよう、まずは全体的なコストを抑えましょう。

Expediaでお得な航空券を予約

格安航空券を探すなら、スカイスキャナーやエクスペディアが定番。今回のニューヨーク旅行では、エクスペディアを利用して往復10万円以下に収めました。

デルタ航空で税込み93,640円。

ミネアポリスで1回乗り継ぎですが、ミネアポリスはすでにアメリカ国内なので、日本から行くとすでに到着したような気分。乗り継ぎ間隔も1〜2時間と、焦らず持て余さずでちょうどいいです。

ニューヨークの到着時間は夜7時頃。すぐ宿に行って休めるからちょうどいい！

ちなみにニューヨークには空港が3つあり、どれも中心部マンハッタンまで30〜40分で行けます。（デルタ空港の到着先はラガーディア空港）

時期や航空会社によりますが、直行便でもわりと10万円くらいで見つかります。

エクスペディアはマイルやポイントを貯めることもできてお得なう、使えば使うほど会員グレードがアップ。航空券だけでなくお得な宿泊プランも合わせて検索できるので、ぜひチェックしてみましょう。

▶さっそくエクスペディアで格安航空券を探す

泊まるならココ！中心地の快適ホステル

宿もエクスペディアで予約しました。結果、1泊7,500円に収めることに成功。

物価が高いことで知られるニューヨークですが、特に土地代・家賃の高騰はやばいです。なので安宿がない、というか安宿でも日本人には高く感じるんですよね……。

マンハッタンだとワンルームでも月額20万円は下らないんだって！

しかも節約したいとはいえ女ひとり旅、そこそこのセキュリティは欲しいです。ということで個室は諦め、きれいで評判が良く、立地が便利なホステルのドミトリールームに決めました。

「HI New York City Hostel」に7泊で52,476円。

素泊まりで相部屋（女性専用）とはいえ、ニューヨークの中心部でこのお値段はなかなかありません。

正直ドミトリーには抵抗があったのですが、10人部屋だけど広いし、大きめのタオルと着替えでベッドを目隠しすれば気になりませんでした。基本寝るだけですし。

共用のシャワールームやキッチンも広くてきれいだし、スタッフも感じが良くて、とっても気に入りました。次の機会があればまた利用したいです。

両替は損！クレジットカードを活用

ニューヨークに限らず、海外旅行をするならクレジットカードは必須。不具合や盗難に備えて2枚は持っていくと安心です。

日本に比べると治安の悪いところが多く、観光客はスリに狙われやすいので、現金をたくさん持ち歩くのは危険です。クレジットカードなら、万一盗まれてもすぐ停止すれば損失は防げます。

それに、両替よりもレートが良い場合が多いんですよね。数銭の違いであっても、まとめると意外と大きな額になるので、クレジットカードを使ったほうが断然お得です。

現金が必要になったらATMでさっとキャッシングもできて便利！

私は10年以上エポスゴールドカードを愛用しています。理由は、付帯している海外旅行保険の補償内容が充実しているから。

ゴールドでなくても疾病治療費は270万円、携行品損害は20万円あるし、ゴールドだと空港のラウンジも使えます。

これまで海外で病院に通って処方薬をもらったり、スーツケースが壊れて買い替えたりしましたが、全額戻ってきました。

楽しみながら食事代を節約するアイディア

現地の食事は、旅の楽しみのひとつ！
ですが、毎回レストランで食事していたら大変な出費になりますよね。食事代を節約しつつグルメを満喫する方法をご紹介します。

可愛くておいしい！テイクアウトグルメ

ファストフードのテイクアウトならかなり節約になります。ニューヨークにはインスタ映えするテイクアウトグルメがたくさんありますよ。

おすすめはベーグル屋さん巡り。日本ではあまりメジャーではありませんが、ニューヨークにはベーグル屋さんがたくさんあるんですよ。

ベーグルとコーヒーを買ってセントラルパークでのんびり過ごすと最高の気分！

ベーグルの種類（プレーン、ナッツ入り、ゴマ入りなど）、挟むもの（ジャム、ハム、サーモンなどの具）を選んで、好みでトーストしてもらいます。

こちらは地元の人でにぎわう小さな人気店「Absolute Bagel」のベーグル。具が1種類だと4ドルくらいです。私は少食なほうなので1回では食べきれず、朝、昼とベーグル1個で済ませていました。

ローカルな雰囲気が味わえるスーパー巡り

旅先で地元のローカルグルメを探すのって楽しいですよね。

ニューヨークでもスーパーマーケットはぜひ行ってみてください。手頃な食べ物が手に入るし、お土産探しにもぴったりです。

スーパーマーケットはたくさんありますが、おすすめは「トレーダージョーズ（Trader Joe’s）」。

オリジナル商品のパッケージがおしゃれで、飾っておきたくなるんです。

トレーダージョーズで買ったスパイスボトルがお気に入りで、5年経った今も愛用中！

お惣菜の充実度なら「ホールフーズ（Whole Foods Market）」の勝ちかもしれません。

ホールフーズに限らないのですが、パックに好きなおかずを詰めて量り売りで買えるデリコーナーが設置されていることも。アメリカの食事って基本的に量が多いので、特に女性はデリが便利ですよ。

ホステルのキッチンで自炊

宿のキッチンが使えるなら、スーパーで買った食材で自炊するのも楽しいですよ。

野菜を切ってサラダにしたり、パスタを茹でてソースと和えたり、料理というほどのものではなくても充分。他の旅行者と会話するきっかけにもなるかもしれません。

私が宿泊したホステルには、共用のかなり広いキッチンが付いていました。キッチンというか、大型レストランの調理場みたいな感じです。

この時は同じ宿に7泊だったので、日本から持ってきたインスタントラーメンを食べることもありました。

基本的には現地のものを食べたいのですが、旅先で発熱して寝込んだ経験もあるので、一応うどんやおかゆを持っていくことにしています。

レトルトの日本食は、旅先で知り合った外国人にプレゼントしたことも。

ニューヨークの無料おすすめスポット

ニューヨークは東京にも負けない刺激いっぱいの街なので、お金を使わなくても退屈しませんよ。行ってみて特に良かった無料スポットを3つご紹介します。

ハイラインの空中散歩

自然とカルチャーが交差するニューヨークの活気を存分に味わえるので、散歩するならぜひハイラインに行ってみてください。

ハイラインというのは、マンハッタンのビル群を突き抜ける空中公園です。廃止された降雨化鉄道の跡を利用して、全長2.3kmにわたって伸びています。

アート作品が飾られていたり、個性的な建築が見えたり、歩いているだけでワクワク！

たくさんの植物やベンチが設置されているので、疲れたらひと休み。階段から地上に下りるとチェルシーマーケットなどの観光スポットにも行けますし、片側の入り口にはホイットニー美術館が隣接しています。

あまりのおしゃれさと楽しさに、「日本にもこんなところがあったらいいのに！！」と強く思いました。

【おすすめ】HIGH LINE
https://www.thehighline.org/

チェルシーでギャラリー巡り

ハイラインの近くにあるチェルシー地区。マンハッタン19〜23丁目東側の通り（10th-11th Avenue, 21st-36th Streetの間がメイン）に、数多くのアートギャラリーが立ち並んでいます。

「数多く」ってどれくらい？？

ざっと200軒くらいあるよ！！

東京でも六本木や天王洲アイルにギャラリーコンプレックスビルがありますが、せいぜい10〜20軒ですよね。もう桁が違います。

しかも、多くのギャラリーで最先端のアートが展示されており、入場無料。

ギャラリーには敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、ふらっと入ってふらっと帰っていく人ばかりなので心配要りません。特にチェルシー地区は観光スポットなので身構えないで大丈夫です。

私はアートが好きなので2日間かけて40軒ほど回りました。チェルシーにいればお金を使わずに何日でも楽しめそうです。

【おすすめ】Chelsea galleries
https://www.galleriesnow.net/exhibitions/new-york-chelsea/

景色が美しすぎるブルックリンブリッジ

観光名所みたいだけど、ただの橋でしょ？

私もそう思ってたけど、実際に行ってみたら期待をはるかに超えてきた！！

おすすめは夕暮れ時。日中ブルックリンを散策して、沈む夕日を見ながらマンハッタンへと向かいます。少し遅めの時間までいると、マンハッタンの摩天楼が輝く夜景を楽しむこともできますよ。

「あ〜、私ニューヨークにいるんだ！！」という実感がものすごくわきました。せっかく憧れの都市に来たのなら絶対訪れるべきスポットです。

片道45分くらいですが、写真を撮りながらだと1時間くらいかかるかもしれません。

私はひとり旅でしたが、同じくひとり旅に来た中国の女性に声をかけられ、お互いに写真を取り合いました。ささやかな交流も旅の良い思い出です。

まとめ：ニューヨーク旅行はお金をかけなくても満喫できる！

この記事のポイントをおさらいしましょう。

私は20代の頃に憧れのニューヨークに行き、予算にそれほど余裕がない中でも存分に満喫することができました。

つまり、ニューヨークは工夫すればお金がなくてもたっぷり楽しめるなんです。女性のひとり旅にも向いているので、ぜひ行ってみてくださいね。この記事でご紹介した体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。

他にもひとり旅に向いている海外旅行先があるので、「全部行きました！海外女ひとり旅 おすすめスポット10選【レベル別】」もおすすめです。