大好きな彼と一緒に住みたい!まだお互い大学生だけど、同棲ってアリだよね?
大学生同士の同棲について、実際経験した私としては、正直おすすめしません。
ただ、同棲生活を後悔しているわけではなく、
大変なことも多かったけど、いい経験になったな
と思っています。
でもそのために犠牲にしたことも多いのが事実。「やり直せるなら、もうちょっとうまくやれる」との思いから、この記事を書きました。
「今すぐにでも同棲したい!でも、同棲に失敗したくない」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
【この記事を書いた人】
ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。バツイチ同士で同棲4年目。結婚しない・子供は持たない派。
大学生同士が同棲するメリットとデメリット
大学生同士が同棲を選ぶ理由はさまざま。
同棲には多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。
それぞれの側面について詳しく見ていきましょう。
大学生が同棲するメリット
大学生が一人暮らしではなく同棲を選ぶことには、次のメリットがあります。
生活費の節約になる
一人暮らしよりも家賃や光熱費を分担することで、経済的な負担が軽減されます。ただし同棲を始める時は初期費用が必要になるので注意しましょう。
さみしさが軽減される
パートナーと一緒に過ごすことで、さみしさが軽減され、精神的な支えになります。
一人暮らしより安全
特に女性の場合、一人暮らしよりも安全といえるでしょう。お互いに助け合うことで、トラブルや緊急時に対応しやすくなります。
大学生が同棲するデメリット
一方で、大学生が同棲するデメリットも考慮する必要があります。
学業に集中しにくい
学業に集中しにくくなる可能性があります。パートナーとの時間を優先してしまい、勉強がおろそかになることがあるでしょう。
金銭トラブルが起こりやすい
金銭トラブルが起こりやすい点も注意が必要です。お金の使い方や生活費の分担について意見が合わない場合、ストレスが溜まりやすくなります。
別れる可能性が高い
お互いまだ若いので、同棲中に別れる可能性も高いです。関係が悪化した場合、一緒に住んでいることでさらに問題が深刻化する恐れがあります。
【経験談】結論として、おすすめはできない
私自身、大学生の時に同棲をしていました。
その元カレとは大学1年の秋から大学卒業まで一緒に住んでいて、途中で学生結婚をし、卒業後に離婚しました。
経験から考えて、大学生カップルの同棲については、基本的におすすめできません。
もちろん、同棲を通じて得られる貴重な経験や、絆が深まる瞬間もあります。
でも、見過ごせない問題も多いです。
おすすめできない理由を説明しますね。
ずっと一緒にいるつもりなら焦らなくていい
まず、お互いがずっと一緒にいるつもりであれば、焦らなくてもいいということ。
大学時代は人生の中でも特別な時期ですし、自己成長や新しい友人との出会いが重要です。
でも同棲を始めるとそちらに夢中になってしまい、他の貴重な機会を失う可能性があります。
お互い未熟なので大変
大学生同士だとお互いが未熟なため、大変なことが多いです。
私たちは親元から離れて生活すること自体が初めてだったので、家事もできませんし、いろいろな支払いなどの手続きにも戸惑いました。
対応力や忍耐力が足りないと、ストレスによる感情的なケンカも起こりがちです。
別れる時も大変
最も大変だったのは、別れる時。
一緒に住んでいると物理的な別れも伴うため、ストレスが半端ではありませんでした。
同じ空間での生活を終わらせるための手続きや、共有していた物品の整理など、精神的にも肉体的にも負担が大きくなるでしょう。
こんな感じで大学生の同棲はリスクを伴うので、慎重に考えることを強くおすすめします。
少なくともお互いが一人暮らしを経験して、自立心や生活を身につけてからのほうが、より良い関係を築くことができると思います。
大学生の同棲に反対する親は多い
大学生同士の同棲は、親の反対という壁にぶつかることも多いです。
ここでは、親が反対する理由と、その場合の対処法を解説します。
大学生の親が同棲に反対する理由
親としては子供の将来を心配するのが当然であり、特に大学生活の重要性を理解している親ほど反対する傾向があります。
親の反対には具体的な理由が存在するため、それを理解することが重要です。
多くの大学生は親からの仕送りに頼って生活しています。
学業に専念してほしいと思ってお金を送っているのに、それを恋愛のために使っちゃうの??
親としては、こんな気持ちになるかもしれませんよね。
さらに、相手も学生となると「若い2人が将来的にうまくやっていけるのか?」という不安を抱くのも自然なことです。
同棲は親に言うべき
ということで、同棲をする際には親の心配を理解してください。
そして、勝手に一緒に住み始めるのではなく、親にしっかりと話すことが大切です。
反対されたらイヤだし、話すのめんどくさいな。別に言わなくてもバレないよね?
と思うかもしれませんが、無理です。
まず、賃貸契約の際には保証人や緊急連絡先が必要になるため、親の協力が不可欠。
それに、もし親に黙って同棲を始めてしまい、後からバレた場合のことを想像してみてください。
挨拶もしないでコソコソ同棲なんかして、相手もロクな奴じゃないわね!
と心象が悪くなり、今後の関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。
オープンに話し、理解を得る努力をすることが、円滑な同棲生活への第一歩ですよ。
親に同棲を反対された時の対処法
では、正直に相談したけれど反対された時、どうしたらいいのでしょうか?
まずは真摯に説得することが重要です。
・将来を真剣に考えていること
・経済的にもできるだけ自立する努力をすること
などを説明し、親の心配を和らげましょう。
しかし、それでも親の反対が強いケースもあります。
そうしたら無理に同棲を進めるのではなく、一度諦めることも考えてください。
長い目で見れば、親との信頼関係を損なわないようにすることが、将来的により良い関係を築くための鍵となります。
大学生の同棲を長続きさせるポイント
デメリットも踏まえて同棲を決断した場合、長続きさせるためのポイントがあります。
- 周囲の協力を得る
- しっかりと準備をする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
周囲の協力を得る
大学生同士で同棲していると、自分たちだけでは解決が難しいことや、乗り越えられないことが出てきます。
そこで重要なのが、周囲の協力を得ること。
親や友人、大学の関係者に対してオープンに話し、理解とサポートを求めましょう。
私は人生経験豊かな大学の先生たちに、恋人関係や結婚についてのアドバイスをいろいろ頂きました
周囲の経験談やアドバイスは、学業と同棲生活のバランスを取るうえでとても役立ちます。
パートナーとの関係を長続きさせる基盤を築くためにも、ぜひ周りに頼れる環境をつくっておいてください。
準備をしっかりする
ただでさえ未熟な大学生同士なのに、勢いで同棲を始めるのはNG。
同棲を始める前に、しっかりとした準備が必要です。
- どの手続きを誰が進めるのか?
- 家賃や生活費の支払いはどうするのか?
- 家事分担はどうするのか?
- 各部屋の使い方は?
などなど、事前にルールを話し合っておくことで、トラブルを防ぐことができます。
さらに、学業とのバランスを考慮したスケジュール管理も欠かせません。
勉強の時間やリラックスの時間を確保することで、ストレスを減らし、充実した同棲生活を送ることができるでしょう。
大学生同士で同棲するなら、よく考えて準備してから!
大学生同士の同棲生活は、楽しいことがたくさんあります。
一方で、親の反対や学業とのバランスなど、さまざまな課題に直面します。
もし大学生で同棲したいなら、絶対に勢いに任せないこと。
デメリットもよくよく考えたうえで判断しましょう。
同棲を決めたなら、周りの助けを借りつつ、しっかり準備して頑張ってくださいね。
そうすればきっと、幸せな生活を長く続けることができますよ!