チームラボ×神秘の山!紅葉の御船山楽園「かみさまがすまう森」レポート

ひとり旅・ふたり旅
当ブログにはアフィリエイトを利用したPRが含まれます。

佐賀・御船山楽園のチームラボをレポート!

本記事の内容
  • 「チームラボ かみさまがすまう森」基本情報
  • 「チームラボ かみさまがすまう森」訪問レポート
よるる
よるる

【この記事を書いた人】

ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。趣味は旅行とアート巡り。年間60の展覧会に足を運ぶ。

私はチームラボが大好きで、これまで毎年のように展示を観てきました。

たとえば・・・

  • ミラノ万博日本館(2015年)
  • DMM.プラネッツ Art by teamLab(2016年)
  • チームラボジャングルと学ぶ!未来の遊園地(2017年)
  • お台場のチームラボ ボーダレス(2018年)
  • 豊洲チームラボプラネッツ(2019年)

という感じで、年1回のペースで楽しんでいます。

この記事では、佐賀・御船山楽園で毎年開催されているチームラボの展示をレポート。

私は2020年、彼との九州旅行の際に訪問しました。2022年もほぼ同じ内容を若干アップデートして開催していましたね。

都内の展示も素敵なのですが、自然の中で体験するチームラボも最高!

人気があるので、来年以降も開催すると思われます。

佐賀はちょっと遠いから、どんな感じなのか知りたいな

という人は、この記事で雰囲気をのぞいてみてくださいね!

Sponsored by

「チームラボ かみさまがすまう森」基本情報

世界各地で独創的なデジタルアートを発信し続ける「ウルトラテクノロジスト集団」チームラボ。

最先端技術を駆使してアートをつくるチームラボが、なんと江戸時代から続く神聖な地「御船山楽園」に登場!

「かみさまがすまう森」では、自然とテクノロジーの神秘的な融合を堪能できるのです。

チームラボ かみさまがすまう森
日程:2022年7月15日〜11月6日※毎年これくらいの時期に開催
場所:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
公式サイト:https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyamarakuen/

ちなみにこの時はGo Toトラベルを利用して、ロビーもチームラボ使用になっている御船山楽園ホテルに宿泊。

その後も全国旅行支援割が始まりましたし、いろんなプランがあるのでチェックしてみてください。

もちろん公式サイトからも予約できますが、せっかくならポイントがつくじゃらんnetでの予約がおすすめです。私もじゃらんで予約しました。◀お得なプランを探したい方はこちら

「チームラボ かみさまがすまう森」訪問レポート

2020年秋、九州周遊1週間のドライブ旅行に出発。

1泊目は、ずーっと行ってみたかった御船山楽園ホテルに宿泊しました。

ホテルロビー《呼応するランプの森とスパイラル》

《呼応するランプの森とスパイラル》

御船山楽園ホテルに着くと、ロビーがさっそくチームラボ!

《呼応するランプの森とスパイラル》という作品が出迎えてくれます。「チームラボ ボーダレス」にも展示されている、インスタ映えで人気の作品。人の気配を察知して光と音が伝播し、幻想的なリズムを生み出します。

江戸時代から守られてきた会場

江戸時代から守られてきた会場

夜になったら、いよいよ庭園散策へ。最終日が近かったこともあり、たくさんの来場者でにぎわっていました。ホテルロビーもランプより人が多いんじゃないかというくらいギュウギュウに。

御船山楽園がつくられたのは、なんと1845年、江戸時代のこと。

ここには樹齢3000年を超える神木や、行基(飛鳥〜奈良時代の仏教僧)が彫ったといわれる仏像も残っていて、長い歴史を経て守られてきた神聖な場所なんです。

《廃墟の湯屋にあるメガリス》

《廃墟の湯屋にあるメガリス》

いろいろルートがあるのですが、まずは屋内から。こちらは《廃墟の湯屋にあるメガリス》です。

もともと浴場として使われていたスペースに、メガリス(時空の塊)の柱が生えています。廃墟だけでも雰囲気があってカッコイイのに、刻々と変化する映像が輝いて幻想的な世界に。

《グラフィティネイチャー – 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト》

グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト

同じ湯屋の反対側には、《グラフィティネイチャー – 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト》が。

自分が描いた生き物をスキャンして映し出すこともできて、次々にアートが生まれていく一方で、絵を踏んだら花が散ったり、生き物が死んだり。生命の不思議を体験できる作品です。

光り輝くつつじ谷

庭園に広がるつつじ谷

いよいよ外へ!屋外でチームラボ作品を観るのは初めてなのでワクワク。

写真ではイマイチ伝わりきらないのですが、庭園に広がるつつじ谷がライトアップされて、本当に神様たちが降臨してきてるんじゃないかと思うような空間。

ただのライトアップではなくて、光が動いているので常に景色が変化しています。

奥にそびえ立つ岩山には何も映し出されていないのですが、かえって荘厳さが増していました。

《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》

かみさまの御前なる岩に憑依する滝

こちらは本当に水が流れているわけではなくて、《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》というインスタレーション作品です。

ここだけは目の前に行くために順番待ちの列に並んだのですが、真下はやっぱり大迫力でした!

《増殖する生命の巨石》

増殖する生命の巨石

《増殖する生命の巨石》は、さまざまな種類の花が咲き乱れて華やかな作品。

スクリーンとなっているのは、ものすごく大きな岩です!チームラボにも感動するのですが、自然の神秘にはそれ以上に驚かされました。

水に浮かぶランプ

作品と作品までが離れているところもあるので、広大な敷地をだいぶ歩き回りました。ひっそりとランプが水に浮かんでいたりするのですが、デジタルなのにすっかり自然に馴染んでいます。

《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》

しばらく散策して、残すは最大の見どころ《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》。オフィシャルサイトのトップページにも使われている、水面にカラフルな光が踊る作品です。

それっぽい湖の前でウロウロしていたのですが、いっこうに始まらない…。隣で待っていたカップルも諦めて去ってしまった頃、端に白装束の船乗りが現れました。

小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング

しかし、船乗りが登場しても、気づかずスルーしていく人が多かったです。

ライトアップされていない場所は真っ暗で、水面もほとんど見えないので無理はないですが、もうちょっとわかりやすくしてもよかったのでは…。

小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング_2

小舟の動きとともに、すこーしずつ水面に光が浮かび上がり、魚が登場し、いつのまにか色で埋め尽くされたキャンヴァスができあがりました。

すっごくきれいなのですが、写真ほど豪華な水面になるのは本当に一瞬。静かに描かれて静かに消えていきます。船乗りもひっそり去っていきました。

あくまで自然を壊さないように、過剰な演出は避けたのかもしれません。幻のような現象でした。

まとめ:御船山楽園のチームラボでは神秘的なアートを体験できる!

かみさまがすまう森の廊下

ほかにも数々の作品が点在していて、出くわすたびに感動の連続でした!あの世とこの世の間にいるような神秘的な体験となりました。

チームラボは専用の室内スペースに没入空間をつくり出すだけではなくて、自然の中に作品を溶け込ませることもできるなんて、本当に斬新なチームですね。

自分と他人、自分とアート、作品と作品、自然とアート、そういうあらゆる境界を超越していく、まさに新時代のアート。これからも新しい試みを楽しみにしています。

「かみさまがすまう森」は日帰りでも鑑賞できますが、ホテルにも大満足だったのでぜひ宿泊してみてください!

◀お得なプランを探したい方はこちら

▼デジタルアートが好きな人にはこちらもおすすめ!

タイトルとURLをコピーしました