同棲してるのに「ひとりになりたい」ってワガママ?ラブラブなままでひとり時間を確保するにはどうしたらいいの?
こんなふうに悩んでいませんか?
【この記事を書いた人】
ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。バツイチ同士で同棲3年目。結婚しない・子供は持たない派。
ひとりの時間を大切にしながら同棲している私が、上手にひとり時間を確保する方法を紹介します。
大好きな人と暮らしていても、「ひとりになりたいなぁ」っていう時ありますよね。
私はあります。しかも毎日。
毎日少しでもひとりの時間がないとストレスで死んじゃいます。
でも同棲中は一人暮らしに比べて「ひとりきり」になりづらいですよね。
そこで今回は、同棲中にひとりになりたい時相手に伝えるべきことと、ひとり時間を作るための対処法を紹介します。
「たまにはひとりになりたいけど、どうしたらいいんだろう」と悩んでいる人は、この記事を読めば解決のヒントが見つかりますよ。
「パートナーにわかってもらえない」という時は、この記事を同棲相手に読んでもらうのもおすすめです。
▼第三者に悩みを聞いてもらうのも効果的!
同棲していても、ひとりの時間は欲しい!
最初に少しだけ、私たちカップルのことをお話しします。
35歳 / 在宅フリーランス
趣味:旅行、アート巡り、ブログ
40歳 / 会社員(役職あり)
趣味:オンラインゲーム、アウトドア
交際5年目、同棲3年目になりますが、平日も休日も必ず「ひとり時間」を確保しています。
お互い、ひとりでいるのが好きなんですよね。
もちろん一緒に過ごす時間も大切にしたいから、同棲を決めたんですけど。
寝室も別だし、洗濯や平日の食事も別なので、周りからは「ルームシェアみたい」と言われることもあります。
私たちカップルのタイムスケジュール
平日の昼間は、彼は出社して勤務、私は在宅で仕事をしています。
彼が帰宅した後の過ごし方はこんな感じ。
- 19:30夕食
各自用意したものを食べる
- 20:00テレビを観る
食後はまったり一緒に過ごす
- 21:00解散
それぞれの個室でフリータイム
- 22:30集合
一緒にゲームで遊ぶ
- 23:00会話タイム
私のベッドでおしゃべり
- 23:30解散
それぞれの個室で就寝
夕食はタイミングが合えば一緒に食べますが、食事内容はバラバラ。食後と就寝前は一緒に過ごして、残りは自由時間です。
休日は食事は一緒にするので、お昼・おやつタイム・夕食に集合。ふたりで出かけることもありますが、家にいる時は別々に過ごすことが多いです。
「自由時間は邪魔しない」が鉄則なので、お互い家にいてもLINEで会話することもあります。
間取り選びはめちゃくちゃ重要
上手にひとり時間を作るためには、同棲の間取り選びが重要です。
同棲前のカップルなら、ひとり時間について話し合ったうえで部屋探しを始めたほうがいいですよ。
個室があればひとりになるのは簡単ですが、1DKなど居場所が限られている場合、工夫しないとひとりになれません。
ひとり時間が必要なら、2DK、1LDK、2LDKなど、部屋が区切られている間取りがおすすめです。
うちは3LDKで、彼も私も個室を持っています。
ひとりになりたい時、同棲相手に伝えるべきこと
私たちカップルは2人とも「ひとりになりたい時があるのは当たり前だよね」という考え方なので、自然と今のスタイルになりました。
でも、中には「自分はひとり時間が欲しいけど、相手はいつも一緒にいたがる」というカップルもいますよね。
なぜなら世の中には2種類の人間がいるのです。
- 誰かといると元気になれる人
- ひとりで過ごすと元気になれる人
これはもう根本的な性質の違いなので、「違うということを理解しあう」しか共存の道はありません。
「一緒にいたい派」の相手には、ひとり時間が必要な理由を丁寧に説明する必要があります。
きちんとわかってもらうために伝えるべき内容を解説しますね。
前提:相手の存在が邪魔なわけではない
何より伝えるべきなのは、「時々ひとりになりたいからといって、あなたの存在が邪魔なわけではない」ということです。
同棲相手が「いつも一緒にいたい派」だった場合、急に「ひとりにして」と言われると不安になります。
えっ、一緒にいたくないなんて、嫌われちゃったのかな……? もしかして同棲解消したいと思ってる?
そういう人は、不安になると、一緒の時間を増やして解決しようとします。
「物理的に離れたら、心も離れちゃう!」と焦ってしまうんですね。
なので、「あなたのことが好きで、末永く一緒にいたい」という気持ちと、「ひとりで過ごす時間が欲しい」という気持ちは、全く別モノだと説明しましょう。
一緒に過ごす時間も大切
ひとりの時間が欲しいとはいえ、ずーっとひとりきりがいいなら、同棲はしていませんよね?
なので「ひとりで過ごす時間も必要だけど、あなたと一緒に過ごす時間ももちろん大切なんだよ」と伝えるのもポイント。
ひとりが好きって言ってたから、あんまり話しかけないほうがいいのかな。遊びに行くのも誘いづらいな
相手はこんなふうに遠慮してしまうかもしれません。
「基本的に一緒にいたい。でも、時にはひとりで過ごす時間も必要」ということが伝われば、安心してもらえます。
同棲中ひとりになりたい時の対処法6つ
同棲中「ひとりになりたい」と思ったらどうすればいいのでしょうか。
ここでは具体的な対処法を6つ紹介します。
パートナーに「自分にはひとり時間が必要」と伝えたうえで実行してみてください。
1. 個室にこもる
個室がある場合は、こもってしまえばOK。
1LDKなどでリビングと寝室があり、相手がリビングにいるなら、寝室に引き上げましょう。
同棲相手には「ちょっと部屋にこもるけど、何かあったら呼んでね」と言っておけば角が立ちません。
黙って部屋にこもると心配されるから、「ひとりになりたい」と伝えておくのがポイント!
2. 活動時間をずらす
いちいち断りを入れるのが面倒なら、同棲相手と活動時間をずらしてみましょう。
と言っても顔を合わせないようにするわけではありませんよ。
- 朝30分早起きする
- 早めに帰宅する
- 平日に有休をとる
こんな感じで、完全に自分がフリーになるタイミングを作り出すのです。
特に「早起き」が習慣化されると、誰にも邪魔されないゴールデンタイムになるのでおすすめです。
3.「別行動」を予定に組み込む
相手と合意のうえで、「この時間帯は別々に過ごす」と決めて予定を組むという方法もあります。
- 就寝前2時間は別行動
- 休日の午前中は別行動
などルーティン化するのもいいですし、
- 次の土曜日は別行動
などイベント的に取り入れるのもアリですね。
あらかじめ決めておくと、「ひとりの時にコレをしよう」と計画を立てられてワクワクしますし、相手にも「時間が決まっているなら」と受け入れてもらいやすいです。
4. ひとりで出かける
家が狭かったり、同棲相手が離れてくれなかったりするなら、ひとりで外出しましょう。
散歩するだけでも気分転換になりますが、「誰にも会いたくない」という気分ならネットカフェや1人カラオケがおすすめ。
長時間いなくなると心配をかけるかもしれないので、相手には正直に話すのがベストです。
どうしても言いたくないなら、「仕事の急なトラブル」とか適当な理由をつければ追求されにくいですよ。
ずっと仲良しでいたいなら、嘘はほどほどにね!
5. 相手に出かけてもらう
「自宅でのんびり過ごしたい」という時もありますよね。
そういう時は相手にお願いして出かけてもらいましょう。
ただ、相手もインドア派な場合、負担をかけてしまうので頼みづらいです。
「家事はやっておくから、たまには友達と出かけてきたら?」
「いつも頑張ってるからマッサージに行ってきなよ」(回数券をプレゼントする)
というように、相手にメリットを与える形で送り出せると理想的ですね。
遠回しな表現でしつこく粘ると、「家から追い出したいだけだよね?」と不快な思いをさせてしまうので注意。
6. しばらく旅に出る
あまりにストレスが溜まったら、何日か旅に出てはいかがでしょうか。
私は時々ひとり旅に出かけます。
しばらくひとりで過ごしているとリフレッシュできて、「ああ、彼に会いたいなぁ」と思うようになってきます。
別に遠出して観光しなくても、都内のビジネスホテルやAirbnb(民泊)を利用してワーケーションもできますよ。
同棲相手がいない時間に何してる?
最後にオマケとして、私がひとり時間に何をしているのかコッソリ教えますね。
私は「いくら一緒に住んでいても、適度な緊張感は維持したい」と考えているので、彼の前で下着でウロウロしたりオナラしたりは絶対にしません。
もちろん泣いたり笑ったりはしていますが、常に「好きな人の前」と意識しながら生活しています。
なので、ひとりの時は結構ダラッと気を抜いていますね。
すごく変なことをしているわけではないと思いますが、監視カメラで見られていたら恥ずかしくて死にたいです。
ちなみに同棲生活のことをブログにつづっていますが、彼には内緒にしています。
ひとり時間を作ることで、ふたり時間も充実する
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- ひとりになりたい時、同棲相手に伝えるべきこと
- 前提:相手の存在が邪魔なわけではない
- 一緒に過ごす時間も大切
- 同棲中ひとりになりたい時の対処法6つ
- 個室にこもる
- 活動時間をずらす
- 「別行動」を予定に組み込む
- ひとりで出かける
- 相手に出かけてもらう
- しばらく旅に出る
同棲していて「ひとりの時間が欲しい」と思うのは珍しいことではありません。
どんなに相手のことが好きでも、四六時中くっついていたら疲れます。
「一緒にいると落ち着く」という感覚は大切ですが、全てをさらけだせばいいとも思いません。
このあたりの感覚は人によってバラつきがあるので、パートナーと話し合ってお互いの考えを理解しておくことをおすすめします。
「たまにはひとりになりたい」という願望がある人は、この記事を参考に、ひとり時間を上手につくってくださいね。
ひとり時間を持つことでふたり時間が一層充実し、良い関係を長続きさせることができますよ。
▼なかなか解決できない時は、第三者に相談するのもおすすめ!