東京から1泊ひとり旅に行きたいけど、新潟とかどうかな。 新潟は日本酒が有名だけど、酒蔵見学って一人でも大丈夫なの?
大丈夫です!
こんにちは、よるるです。
【この記事を書いた人】
ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。学生時代にイタリア留学→ミラノで1年勤務。ヨーロッパ中心に一人旅歴10年。荷造りと旅行計画が大好き!
日本酒好きが新潟に行ったら外せない「今代司酒造の酒蔵見学」の楽しみ方を解説します。
私は留学していたヨーロッパを中心に、国内外各地をひとり旅してきました。
基本的にツアーには頼らず、全て自力で計画&手配。失敗もありますが、おかげで自分好みのマイナースポットにもばっちり行けてます。
いろいろ行った中でも、国内では新潟と瀬戸内海が特に好き!
新潟ではいつも大好きな日本酒をたくさん飲んで、持てるだけ買って帰ってきます。
今代司酒造は新潟駅から歩いて行けるので、車のないひとり旅にもぴったり。予約方法やおすすめの日本酒を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
今代司酒造の酒蔵を見学する方法
今代司(いまよつかさ)酒造 酒蔵見学の基本情報
予約ページ:https://coubic.com/imayotsukasa/465807/express
【開催時間】
・月~金:13:00, 14:00, 15:00, 16:00(1日4回)
・土日祝:9:00, 10:00, 11:00, 12:00, 13:00, 14:00, 15:00, 16:00(1日8回)
英語ツアー:土・日・祝を除く平日14:00~のみ、英語ガイドによる酒蔵見学も行っております。
【テイスティング】※安全上、酒蔵見学をされる場合は見学後にお願いします
・無料コース:お酒1種類,ノンアルコール甘酒2種類
・1000円コース:15種類以上を1種類1杯ずつ(レジにてカップをご購入ください)
最新情報は公式サイトで確認してね!
今代司酒造とは
日本一の蔵元数を誇る新潟。今代司酒造は、江戸後期の1767年から続く伝統ある酒蔵のひとつです。
とても由緒正しい酒蔵ですが、敷居を下げたオープンな雰囲気が特徴。酒蔵見学ツアーを開催したり、おしゃれで広々としたテイスティングスペースを設置したりと、日本酒初心者でも入りやすい工夫がされています。
ツアーは英語にも対応しているため外国人も多く訪れ、「じゃらん」の新潟市観光スポットランキングで常時TOP10入りするなど観光スポットとして人気です。
酒造りの特徴としては、全国でも珍しい「全量純米仕込み」。
日本酒は、米と米麹のみを原料とする「純米酒」と、醸造アルコールを添加する「醸造酒」に大きく分かれています。今代司酒造では、2006年からアルコール添加を一切行わず、純米酒のみを製造しているんですよ。
ネットで簡単予約
酒蔵見学はオンラインで簡単に予約できます。
予約ページ:https://coubic.com/imayotsukasa/465807/express
ガイドツアーの所要時間は30分程度なので、そのあとの試飲タイムも含めて1時間前後あればいいでしょう。
当日予約も可能。印象としては、土日でも時間によっては直前まで空いているようです。
ただコロナの状況によって中止されたり、人数制限が厳しくなったりすることもあるので、公式サイトでこまめに確認しておくことをおすすめします。
新潟駅から徒歩15分
今代司酒造の魅力は、新潟駅から歩いて行けるところ。数多ある新潟県の酒蔵の中でも、駅から最も近い酒蔵なんですよ。
日本酒づくりには広い敷地が必要なので、酒蔵は郊外にあることが多く、ここまでアクセスの良いところはなかなかありません。
公共交通機関が使えない場所の場合、車で行くと試飲ができないので楽しさ半減。バスツアーやタクシーを利用する方法もありますが、お手軽度や自由度が下がりますよね。
今代司酒造はターミナル駅から徒歩15分なのでとてもありがたいです。
ルートは難しくないので方向音痴な私でも迷いませんでしたが、途中には特に見どころはありません。酒蔵を目指してひたすら歩く……という感じになります。
今代司酒造の酒蔵見学の見どころ
今代司酒造の酒蔵見学の基本は、予約制のガイドツアー(30分程度)+試飲タイム。
丁寧な説明があるので初心者も安心ですが、まず内容を知りたいという方のために見どころを3つご紹介しいます。
明治中期の建物で記念撮影
まず建築自体がとても素敵で見惚れてしまいます。明治中期の建物がリノベーションされており、趣がありつつおしゃれなレトロモダン。
かっこいい……!映える……!!
フォトスポットまで用意されており、オリジナル法被を羽織って、酒づくりに使う道具片手に記念撮影ができます。
私はひとりだったので恥ずかしくて遠慮してしまったのですが、スタッフさんにもお願いできますし、他の見学者さんと撮り合ってもいいと思います。
丁寧な説明で初心者でも安心
自由見学の蔵もありますが、今代司酒造はガイドツアーでいろいろ説明してくれます。
私が行った時は実際に酒造りに携わっている職人さんが案内してくれました。
使われているお米の種類や、大きなタンクを使った仕込みのプロセスなど、現場を見ながら解説を聞くとよく理解できます。これで無料とは驚きのクオリティですよ。
酒粕を使った美容法、酒粕を食べて育った鶏の卵でつくる「美酒卵プリン」のお話も興味深かったな
無料もあり!10種類以上の試飲
ガイドツアーの後はお楽しみのテイスティングとショッピングです。
無料でも2種類程度飲めますが、1,000円で専用カップを購入すれば全て飲み放題になります。10種類以上あるので1,000円はかなりお得ですね。
いろいろ試してみて気に入ったものをお土産として購入するのがおすすめ!
ちなみに、ショッピングコーナーは見学客以外でも利用可能で、無理に買わなくても気まずくない雰囲気です。酒粕ソフトクリームなども販売しているので、小腹が空いたらおやつにしてもいいですね。
今代司酒造のおすすめ日本酒3選
見学に行くと絶対に「いろいろあって迷っちゃう!」となるので、あらかじめおすすめを3つ選びました!オンラインでも買えるのでチェックしてみてくださいね。
錦鯉:秀逸なボトルデザイン
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:17度
味わい:ふくよかな香りとコクのある華やかな味わい
\ココから買えます/
ギフトにするなら錦鯉で決まりでしょう。
なんといってもボトルデザインが印象的で、「The One Show」(アメリカ)金賞、「FAB Award」(イギリス)金賞など、数々のデザイン賞を授賞しています。鯉が泳いでいるように見えるパッケージも素敵です。
IMA 牡蠣のための日本酒:白ワインのような味わい
原材料名:米(国産)、米麹(国産米) 五百万石100%使用
アルコール分:12度
味わい:白ワインのように甘酸っぱくジューシーな味わい
\ココから買えます/
名前のとおり牡蠣と合わせて飲むために開発され、2018年に発売された純米酒。牡蠣だけではなくお刺身などさっぱりしたシーフードにも合います。
日本酒にはやや古臭いイメージを持っている方も多いかもしれませんが、ボトルもおしゃれで一見ワインに見えますよね。白ワインと日本酒のいいとこどりみたいな味なので、ぜひ一度試していただきたいです。
麹・乳酸発酵甘酒 もと:蔵人がつくるノンアル甘酒
原材料名:米(新潟県産こしひかり)、米麹(国産米) 、さかすけ(乳酸発酵酒粕)
ノンアルコール
\ココから買えます/
伝統ある酒蔵でつくられたクラフト甘酒もおいしいですよ。
「酒米甘酒」は2021年に発売となったシリーズ新商品。酒粕の風味が豊かで、旨味も栄養もたっぷりはいっています。
そのまま飲むのはもちろん、牛乳やジュース、さらには日本酒で割るのもおすすめ。料理に入れるなどさまざまな楽しみ方ができます。
まとめ:お酒好きの新潟ひとり旅には今代司酒造の酒蔵見学がおすすめ
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- 今代司酒造の酒蔵を見学する方法
- 1767年創業の今代司酒造は、全国でも珍しい全量純米仕込みの蔵
- オンラインで簡単に見学予約できる
- 新潟駅から徒歩15分の立地
- 今代司酒造の酒蔵見学の見どころ
- 明治中期の建物で記念撮影
- 丁寧な説明で初心者でも安心
- 無料もあり!10種類以上の試飲
- 今代司酒造のおすすめ日本酒3選
- 錦鯉:秀逸なボトルデザイン
- IMA 牡蠣のための日本酒:白ワインのような味わい
- CARFT AMAZAKE:蔵人がつくるノンアル甘酒
- お酒好きの新潟ひとり旅には今代司酒造の酒蔵見学がおすすめ
新潟ひとり旅に行ったら、やっぱり日本酒を堪能したいですよね。今代司酒造はアクセスが良いので見学しやすく、お土産も充実しているのでぜひ立ち寄ってみてください。
丁寧な解説つきのガイドツアーですし、一人参加の方も珍しくないので、女性ひとりでもまったく浮きませんよ。
新潟以外にも国内にはたくさんの素敵なスポットがあるので、「行ってよかった!女ひとり旅おすすめスポットランキングBEST10【国内編】」も参考にしてくださいね。