同棲を始めたから彼にごはんを作ってあげたいけど、私も働いてるから正直しんどい……。料理をラクに済ませる方法はないかな?
「おいしいごはんを作って、彼に喜んでもらいたい!」
と思って、付き合い始めは特に頑張っちゃいますよね。
でも同棲したら、食事は毎日一緒……。料理も毎日となると、疲れてしまうのではないでしょうか?
この記事では、共働きの同棲カップルに知っておいてほしい「料理をラクにする7つの工夫」を紹介します。
料理に疲れたら7つの工夫を実践して、楽しく同棲生活を続けていってくださいね。
【この記事を書いた人】
ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。バツイチ同士で同棲3年目。結婚しない・子供は持たない派。
同棲すると料理が大変になる?
最初に、同棲生活の料理について思っていることを書きます。
私は一人暮らしの時から毎日自炊しており、会社員時代は職場にお弁当持参でした。
手の込んだものは作りませんが、料理は好きなほうです。
でも1人分と2人分ではやっぱりちょっと違うんですよね。それって単純に量の話ではないんです。
大変なのは「2人分作ること」ではない
自炊派の人はわかると思いますが、いっぺんにたくさん作るのってそんなに大変じゃないですよね。
そりゃ10人、20人分となったら重労働ですが、2〜4人分くらいが一番作りやすいはずです。
というのも食材やレシピの分量は2〜4人分が基本だから。
それに肉や野菜はまとめ買いしたほうがお得なので、1人分だけ作るとコスパが悪くなります。
一人暮らしでカレーなんか作ったら、3日間は連続で食べないとなくならない……
献立を決めるのは難しくなる
難しいのは「献立を決めること」です。
一人暮らしなら全て自由に決められます。その時自分が食べたいものを作ればいいし、味付けも自分好みでOK。
でも相手がいるとそうはいきません。
うちの場合、彼も私も好き嫌いが多いのです。好みも違って、彼はガッツリ肉ばっかりの濃い味が好きですが、私は野菜中心の薄味が好き。
「このメニューじゃ物足りないかなぁ」
「同じものばっかりって思われたくないなぁ」
など色々考えていると、献立を決めるだけで一苦労です。
一緒に食べる人がいるのは幸せ
なので、うちでは「各自が用意したごはんを、一緒のタイミングで食べる」という方法をとっています。
相手の分も作るのは、休日で時間がある時や、平日の気が向いた時だけ。
「作らなきゃ」というプレッシャーがなくなるから精神的にラク!
でも「一緒にごはんを食べる人がいるのは幸せだな」といつも思っています。
おいしかったら「これウマいよ!」って言って相手にも食べてみてもらったり。
たまには頑張って凝った料理を作って、きれいに盛り付けて、「すごーい」って一緒に拍手したり。
外食でも色々頼んでシェアして、感想を言いながら食べたり。
ひとりの時より、食の楽しみ方が広がった気がします。
同棲生活の料理をラクにする7つの工夫
毎日料理するのは大変ですが、工夫しだいでラクにすることはできます。
手間暇かけたからといって必ずおいしくなるわけではないし、ラクするのは悪いことではありません。
ここで紹介する7つの工夫を実践して、ラクに楽しく料理を続けましょう!
1. 定番メニューを決めよう
まずは「困った時の定番メニュー」を5〜10個決めておきましょう。
「疲れてるけどどうしても自炊しなきゃいけない日」は、この中から機械的に献立を選びます。
定番メニューのポイントは3つ。
- 2人とも好きなもの
- 食材が手に入りやすい
- 手間がかからない
作ってみて好評だったものを定番化してもいいですし、食材ごとに決めておいてもOK。
「金曜日は好物のカレー!」
「今日は豚肉が安かったから生姜焼き!」
「野菜が余ってるから味噌鍋!」
みたいな感じです。
2〜3個しかないと、いくら好きでも飽きてくるので、5〜10個をローテーションするのがおすすめ。
2. 料理中を会話タイムにしよう
料理中って手は動かしてるけど頭はヒマな時がありますよね。
そういう時は、料理しながら同棲相手と会話しましょう。
うちはキッチンとリビングがつながっているので、私がキッチン、彼がリビングのソファでしゃべっています。
そうするとコミュニケーションが取れるし、「私は料理してるのに、彼は部屋でゲーム……なんか不公平」とイライラすることもなくなります。
3. 週末に作りおきしておこう
共働きだと平日は2人とも仕事が忙しいですよね。
なので週末にいっぱい作りおきをしておきましょう。
まず一緒に買い物に行って、たくさん食材を買い込みます。
そしてガンガンまとめて料理して、小分けに冷凍しておきます。
工場っぽい作業なので、2人で協力してやると効率よくできますよ!
相手が料理しない人なら、ラップに包んだりタッパに詰めたりする作業をお願いするのがおすすめ。
4. 冷凍食品やレトルトを活用しよう
冷凍食品やレトルトに抵抗がある人もいるかもしれません。
たしかにひと昔前は、体に悪い添加物が入っていて、味もイマイチなイメージがありました。
でも最近は質が良くておいしい商品がたくさん出ているので、どんどん活用しましょう。
彼に「手抜き」と思われそうで、使いたくないな……
そんなことを言う彼なら自分で料理してもらえばいいんです。
手抜きは悪いことではありません。だって大切なのは「料理に時間をかけること」じゃなくて「おいしく栄養をとること」ですよね?
今の時代、手料理じゃなくたっておいしいし栄養はとれます。
ただし毎日冷凍食品やレトルトだとコスパが悪いので、自炊と組み合わせて使うのがおすすめです。
5. 便利な調理家電を取り入れよう
調理家電で時短することもできます。
実は私、一人暮らし時代は電子レンジも炊飯器も電子ポットも持っていませんでした。
どれも同棲してから使ってみて、めちゃくちゃ便利だなと感動しています。
特に電子レンジはちょっといいものを買いましたが、茶碗蒸しやケーキもボタンひとつでおいしくできるので、投資してよかったです。
料理が苦手な人には「ホットクック」がおすすめですね。
材料を入れるだけで煮物やローストビーフなど色々作れます。混ぜるのも火加減の調節も勝手にやってくれます。
6. 忙しい時期は宅食に頼ろう
ただでさえ献立を決めるのが大変なのに、栄養バランスまで考えるのは難しいですよね。
宅食だと栄養士がメニューを決めているので、何も考えずに食べれば健康でいられます。
毎日だと高くつきますが、たまに取り入れるくらいなら手軽でおすすめ。
「月末は2人とも仕事が忙しい」など、料理しづらい時期に合わせて注文しておくといいですよ。
「nosh」は子持ちの友達でも使っている子が多く、メニューが多くておいしいと評判です。
冷凍なのでストックしておけるのも嬉しいですね。
7. ごほうびの外食デートをしよう
日常的に外食するのはぜいたくかもしれませんが、たまには2人で外食するのもいいですよね。
高い店に行く必要はありませんが、「今日は外食しちゃおう!ワクワク!」って感じでテンションを上げると楽しくなります。
ただの食事というより、「いつも頑張ってるごほうびにデートだ!」という心持ちで行くんです。
同棲カップルは定期的に外食デートすることでマンネリ化も防げます。
せっかく外食するなら、お腹を満たすだけではなく、2人の仲を深めるデートの時間にしましょう。
まとめ:同棲中の料理はラクしてOK!2人で食事を楽しもう
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- 同棲生活の料理をラクにする7つの工夫
- 1. 定番メニューを決めよう
- 2. 料理中を会話タイムにしよう
- 3. 週末に作りおきしておこう
- 4. 冷凍食品やレトルトを活用しよう
- 5. 便利な調理家電を取り入れよう
- 6. 忙しい時期は宅食に頼ろう
- 7. ごほうびの外食デートをしよう
家事の中でも「料理」は負担が大きいです。
頑張るのはいいことですが、無理していると料理がキライになってしまいますよ。
繰り返しますがラクするのは悪いことではありません!
むしろ、ストレスが減るならどんどんラクしたほうがいいです。
工夫すれば手を抜いたっておいしい料理はできるんですから。
パートナーの理解も大切なので、「同棲生活の食事でケンカしないための8カ条」も合わせてチェックしてくださいね。