会社を辞めたいけど言い出せない……。退職代行が気になるけど、使うのは社会人として非常識だよね……
こんなふうに悩んでいませんか?
こんにちは、よるるです。
【この記事を書いた人】
ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。10年間で5回転職し、会社勤めは無理だと気づいて独立。現在は在宅ワークで気ままに生活中。
きちんと理由があってのことなら、退職代行を使っても後悔しません。実際に退職代行サービスを利用した私が、体験をもとに解説します。
私は「弁護士法人みやび」の退職代行サービスで会社を辞めました。
依頼する前はものすごく悩みましたが、利用して本当によかったと思っています。
ブラック企業で苦しんでいるなら、退職代行で逃げるのはアリですよ。
利用した体験談や「後悔しない退職代行の選び方」を紹介するので、悩んでいる人は最後まで読んで参考にしてくださいね。
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【体験談】なぜ退職代行を利用したのか
まずは私の実体験をお話しします。
正直、退職代行にはあまりいいイメージを持っていませんでした。
会社への欠席連絡を親にしてもらうような、社会人として責任感がなく情けない感じ……
それまでも何度か転職してきましたが、毎回自分で申し出て、会社と相談して辞めてきました。
そんな私がなぜ退職代行を利用したのかというと、次のような状況だったからです。
パワハラ社長のブラック企業で心をヤラれる
当時、私は小さなコンサルティング会社で営業職に就いていました。
長く勤めたいと思って入社したものの、半年ほどで辞めたいと考えるように……。
なぜなら女社長のパワハラがひどくて、毎日怒号が飛び続けていたからです。人格を否定するような差別的な発言も多く、オフィスにいるだけで心がすさんでいきました。
どんどん人が辞めるので常に人手不足でオーバーワーク。
退勤後も休日も仕事を持ち帰っていただけでなく、社長からの電話にすぐ出ないと罵倒されるので、ずっと気を張り詰めていました。
怖くて「辞める」と言い出せない
毎朝出社するのが嫌で嫌でたまらなかったのですが、どうしても辞めると言い出せませんでした。
なぜなら社長が怖かったからです。
実際、退職を申し出た先輩・同僚は「無責任だ」と怒鳴られ、全社員の前で公開処刑のような目に遭っていました。
「法律的には2週間前に申し出れば退職する権利がある」とわかっていても、ヒステリックに罵られると思うと言えない……。
そんな日々が続いて精神的に疲弊していきました。
鬱の一歩手前でカウンセリングを受ける
そのうち集中力が落ちてきて、PCに向かっても自分が何をやっているのかわからなったり、帰りの電車で涙が止まらなくなったり……。
同棲中の彼にも心配されたので、無料相談やカウンセリングを受けました。
混み合っていて返信に時間がかかったため、有料カウンセリングも利用しました。
当時は話すだけで涙が流れてしまうような状態。判断力も鈍っていましたが、いろいろ話を聞いてもらったりしているうちに落ち着いてきて、
つらい気持ちで過ごしていたら人生がもったいない。パワハラからは逃げていいんだ!
と思えるように。
可能なかぎりストレスなく退職できる方法として、退職代行サービスの利用を決意したのです。
退職代行を使った後悔はゼロ
そんなわけで退職代行を使ってブラック企業から抜け出し、かれこれ2年ほど経ちます。
退職代行に頼ったことを後悔したことは一度もありません。
本当にスッパリ辞められた
退職代行サービスを利用するメリットは、なんといっても心理的負担が少なく、確実に退職できることです。
「本当に辞められるの?」
「残りのお給料もらえるのかな……」
「損害賠償請求されたらどうしよう」
などいろいろ不安がありましたが、完全に杞憂でした。
一度も会社と直接連絡を取ることなく、スッパリ辞められました。「こんなあっけないんだ……」と拍子抜けしたくらいです。
払った費用分の価値は確実にあった
「弁護士法人みやび」の退職代行サービスは、基本費用が5万円(税別)と、他の退職代行サービスと比べると高めでした。相場は2万5千円〜5万円くらいです。
ですがプロ弁護士のサポートがあるので、未払い残業代の請求や有休消化の交渉をしてくれます。
私は残っていた有休40日を完全に消化できました。もちろん給与も全額振り込まれました。
退職後に40日分の給料がポーンと入ってきたので、退職代行費用の元が取れたどころか、ガッツリお釣りがきた感じです。
有休消化中の約2ヶ月間、ゆっくり休養したり、旅行に出かけてリフレッシュしたりと有意義に過ごしました。
次の就職に支障はなかった
退職代行を使ったのがバレたら、転職活動で不利になるんじゃない?
という心配もしていました。
ですが志望企業が前職の会社に直接話でも聞かないかぎり、バレることはありません。
書類上は「自己都合による退職」なので、ハローワークの人にも自分から言わなければわかりません。
なので、失業保険も受け取れますし、次の就職がしにくくなるということもないです。
私は有休消化中に転職活動を始め、すぐ正社員で雇ってもらえたので、キャリアにブランクもできませんでした。
退職代行までにやっておくべきこと
退職代行を依頼したら、基本的には実行を待つだけです。
ですが実際の体験から、「これはやっておいたほうがいい」と思ったことがあるのでお伝えしておきます。
パワハラ・セクハラは証拠を集めておく
パワハラやセクハラに遭っている場合は、万一に備えて証拠集めをしておきましょう。
相談した弁護士さんいわく、退職代行を使って訴えられる可能性はほぼないのですが、もしもの時の安心材料になります。
私は退職の1ヶ月ほど前から、証拠を集め始めました。
- スマホの録音を常時ON
- Twitter鍵垢に出来事や気持ちを記録
スマホをデスクに置いておけない場合は、ペン型の録音機なども販売されています。
私はTwitterで誰にも見られないフォロワー0の鍵アカウントを作成し、こんな感じでメモ代わりに使っていました。生々しいですが一部お見せしますね。
なぜTwitterかというと、投稿日時が自動で記録されるからです。正確な日時がわかると強力な証拠になります。
発言はなるべくそのまま書き起こすイメージで、場所や状況も書いておくと信頼性が増します。
引継書の作成(余裕があれば)
会社から要望があったら後日連絡するかもしれませんが、基本的には不要ですよ
ということで、別に作成の義務はないのです。
従業員1人が事故などで急に抜けてしまう可能性は常にあるわけで、それで業務がまわらなくなったら会社のシステムが悪いということ。
とはいえ私は簡単な引継書を残してきました。
担当していたプロジェクトを放り出して辞めることに対する罪悪感を和らげるためです。
無理して作成する必要はありませんが、気になるならポイントだけでもまとめておくといいですよ。
備品返却&私物持ち帰り
スッキリ辞めたいなら、後々やりとりが発生しないように物を整理しておきましょう。
社員証やPCを始め、会社から貸与されていた物は最終日に置いてきます。もしくはまとめて郵送してもOK。
しっかりやっておかないと、後から退職代行業者を通して連絡がきます。せっかく辞めてスッキリしているのに、めんどくさいですよね。
会社に置いてある私物は計画的に持ち帰り、立つ鳥跡を濁さないように。
実行日には会社関係すべてを着信拒否!
退職代行の実行日は、業者と相談して決めることになります。
連絡を受けた会社は、おそらくあなたに電話をかけて確認を取ろうとするはず。
でも、直接話したくないからお金を払って退職代行を頼んでいるんですよね。
だったらあらかじめ会社関係の番号を登録して、すべて着信拒否しておきましょう。
このひと手間をかければ、当日の朝ビクビクせずに済みますよ。
後悔しない退職代行の選び方
退職代行サービスを提供している会社はたくさんあります。
中には交渉ができなかったり、アフターケアがなかったりする会社もあるので、ヘタをすると退職できないなんてケースも。
後悔しないために、退職代行を選ぶポイントを紹介します。
心配なら弁護士事務所がおすすめ
退職代行サービスの運営は3つに分けられます。
- 民間企業
- 労働組合
- 弁護士
ここで頭に入れておきたいのは、未払い残業代など金銭的な交渉ができるのは、弁護士が運営するサービスのみだということ。
有休の交渉は労働組合でも可能ですが、金銭の請求は弁護士にしかできません
弁護士法により、民間企業は交渉すること自体がNG!
なので交渉したいことがあったり、何らかのトラブルが懸念される場合には、弁護士が運営するサービスを選ぶのがおすすめ。
料金は比較的高くなりがちですが、退職代行選びに失敗すると悲惨なことになるので、安心を買うと思えば安いですね。
私は良心的な価格設定の「弁護士法人みやび」の退職代行サービスに5万円で依頼し、有休40日をしっかり消化できました。
とりあえず無料相談してみる
業者ごとに注力しているサービスが違うので、最初は複数の業者に無料相談してみたほうがいいですよ。
私は5社ほどにLINE相談したうえで「弁護士法人みやび」を選びました。
どこも相談だけなら無料なので、気になることを質問して、対応によって自分に合ったところを見つけましょう。
LINEで無料相談できる退職代行サービス
\私が利用した弁護士運営サービス/
「弁護士法人みやび」退職代行 無料LINE相談
\回数無制限でカウンセラーに相談できる/
「退職代行ネルサポ」に無料相談する
\有休交渉ができる労働組合運営/
「退職代行オイトマ」に無料相談する
\安心な後払いシステムなら/
後払い可能な「辞めるんです。」に無料相談する
まとめ:退職代行はきちんと選べば後悔しない!自由を手に入れよう
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- 【体験談】なぜ退職代行を利用したのか
- パワハラ社長のブラック企業で心をヤラれる
- 怖くて「辞める」と言い出せない
- 鬱の一歩手前でカウンセリングを受ける
- 退職代行を使った後悔はゼロ
- 本当にスッパリ辞められた
- 払った費用分の価値は確実にあった
- 次の就職に支障はなかった
- 退職代行までにやっておくべきこと
- パワハラ・セクハラは証拠を集めておく
- 引継書の作成(余裕があれば)
- 備品返却&私物持ち帰り
- 実行日には会社関係すべてを着信拒否!
- 後悔しない退職代行の選び方
- 心配なら弁護士事務所がおすすめ
- とりあえず無料相談してみる
- 退職代行はきちんと選べば後悔しない!自由を手に入れよう
退職代行を「逃げ」だと思う人もいるかもしれません。
私もそう思っていましたし、今でもホイホイ使えばいいとは考えていません。
でも本当につらくて、会社を辞めたいのに辞められないで悩んでいるなら、選択肢としてアリだと思います。
私は利用したことを全く後悔していないし、退職代行サービスには心から感謝しています!
相談だけならお金もかからないので、不安が拭えるまで質問してみるといいですよ。