結婚前に同棲するべき?メリット・デメリット、割合や注意点を徹底解説

結婚前に同棲するべき?メリット・デメリット、長続きさせるための注意点ふたりのくらし
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本記事の内容
  • ​​結婚前に同棲するカップルの割合と同棲期間
  • 結婚前に同棲するメリットとデメリット
  • 結婚前に同棲する時の注意点

彼と結婚を考えるようになったけど、その前に同棲してみたほうがいいのかな?でも、同棲すると婚期を逃すとも聞くし……

「結婚する前に同棲をするか、しないか」。恋人との将来を考え始めた時、多くのカップルがぶつかる問題です。

実際に同棲2回、結婚、離婚を経験してきた私個人の意見としては、

結婚前(入籍する前)に同棲はしたほうがいい!
でも、期限は先に決めておくべし。

というところ。

とはいえメリット・デメリットの両面があるので、注意点と合わせて解説していきます。

同棲を迷っている人は、この記事を参考に思考を整理すれば、後悔のない選択ができますよ

よるる
よるる

【この記事を書いた人】

ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。バツイチ同士で同棲4年目。結婚しない・子供は持たない派。

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みんなは結婚前に同棲してた?割合と期間

どのくらいのカップルが結婚前に同棲をしているのでしょうか。

その割合と平均的な同棲期間をまとめました。

結婚前に同棲するカップルの割合と同棲期間の平均

結婚前に同棲するカップルの割合

さまざまな調査結果を参照したところ、結婚前に同棲するカップルの割合は、少なくとも6割以上にのぼることがわかりました。

ただし、多くの調査では「(同棲を経て)結婚したカップル」を対象としており、世の中には「同棲したけど結婚に至らなかったカップル」も多数いることに注意しましょう。

すでに結婚が決まっている場合は、入籍より先に一緒に暮らし始めるカップルが多数派です。

同棲期間はどれくらい?

同棲期間の目安は「半年以内」もしくは「半年〜1年未満」が最多。

数ヶ月から1年あればお互いの生活スタイルを知れますし、まだ新鮮さも薄れていないので、ちょうどいい時期と言えるでしょう。

学生でもないのに2年以上ダラダラと同棲してしまうと、結婚のタイミングがわからなくなる可能性があります。

〈主な参考〉
セキララ・ゼクシィ:結婚前に同棲した・する予定 62.3%
PARTY:結婚前(婚姻届提出前)に同棲した 76%
CREA:同棲してから結婚したカップル 7割

結婚前に同棲するメリット

結婚前に同棲するメリット

結婚前の同棲には次のメリットがあります。

  1. 生活リズムや習慣の違いがわかる
  2. 相手の素の姿が見える
  3. 共同生活のストレス耐性ができる
  4. 将来について深く話し合える
  5. 結婚資金を貯めやすい

1. 生活リズムや習慣の違いがわかる

生活を共にすることで、お互いの生活リズムや習慣の違いが浮き彫りになります。

私は過去の同棲で、相手が極度の夜型だということが判明しました。

私は朝型なので、生活リズムの違いが破局の一因になりました……

他人なので習慣が違うのはあたりまえ。それを認識したうえで「どうしたらうまくやっていけるか?」を考えることが大切です。

どうしても解決できない場合、交際や結婚を考え直すことも必要かもしれません。

2. 相手の素の姿が見える

毎日長い時間一緒にいると、相手の素の姿が見えてきます。

別々に暮らしていれば、疲れている時やイライラしている時は会うのを控えることもできますが、同棲だとそうもいきません。

デート中は取り繕っていたマイナス面が浮き彫りになることも……

どんな人間にも欠点はありますから、相手を受け入れようとする姿勢を大切にしましょう。

ただし、モラハラや浪費癖など危ない片鱗が見えた場合は、冷静な判断を心がけてくださいね。

3. 共同生活のストレス耐性ができる

どんなに相手のことが好きでも、新しい生活環境はストレス源になります

今まで実家暮らしや一人暮らししかしたことのない人は、他人との生活そのものに疲れてしまう可能性が高いです。

結婚と同時に一緒に住み始めると、結婚式の準備や親戚づきあいなど別のストレスが重なり、精神的にキツくなってしまうかもしれません。

先に同棲をして相手との共同生活に慣れておけば、ある程度ストレス耐性のついた状態で結婚に臨むことができます。

4. 将来について深く話し合える

一緒に住めば、ふたりで過ごす時間が取りやすくなります。

忙しいカップルでも、将来についてゆっくり深く話し合う機会を持ちやすくなるでしょう。

将来のビジョンをよく話し合っておけば、結婚後のトラブルを未然に防げます。

5. 結婚資金を貯めやすい

一般的に、一人暮らしよりも二人暮らしのほうが生活費を節約できます

結婚式や新婚旅行のために貯金したいなら、早めに同棲を始めるのがおすすめです。

一緒に計画的な貯金をすれば、お金が早く貯まるだけでなく、2人の結束も強まりますよ。

結婚前に同棲するデメリット

結婚前に同棲するデメリット

一方、結婚前に同棲することにはデメリットもあります。

  1. 物件を見つけにくい
  2. ひとり時間が少なくなる
  3. ケンカしやすい
  4. 結婚のタイミングを見失う
  5. 別れるのがめんどくさい

1. 物件を見つけにくい

法的に夫婦でない場合、賃貸物件を貸してもらえないことがあります。

別れた後に家賃の支払いが滞ることを大家さんが心配するため、審査に通りにくいのです。

とはいえ、籍を入れていない私たちも家を借りられましたから、物件選びと不動産屋さんへの説明をしっかりすれば大丈夫!

婚約をしていることや、お互いに十分な収入があることを理解してもらえば、安心してもらえる確率が高まりますよ。

2. ひとり時間が少なくなる

同棲はパートナーと一緒に暮らすことですから、当然ひとり時間を確保しづらくなります

いくら相手のことが好きでも、四六時中顔を合わせていると疲れてしまうかもしれません。

「たまにはひとりで過ごしたい」というタイプの人は、ストレスで同棲生活がイヤになってしまうことがあるので、特に注意してください。

3. ケンカしやすい

一緒にいる時間が増えることで仲が深まる一方、ケンカもしやすくなります。

なんとなく機嫌が悪い日にも顔を合わせることになりますし、小さな生活習慣の違いでぶつかってしまうことも。

うまく解決できないと、関係が悪化して同棲解消に至ってしまうこともあります。

生活習慣、家事分担、お金の使い方など、ケンカの種はいっぱい……!

4. 結婚のタイミングを見失う

ただ付き合っている時は、

「もっと一緒にいたい!」
「この人と暮らしたい!」

とワクワクドキドキが高まっている状態。

しかし一緒に住み始めてしばらくすると、お互いの存在があたりまえになってきて、交際初期の勢いはなくなります。

すると「別に結婚しなくても、とりあえずこのままでいいかな……」という気持ちになり、結婚のタイミングを見失ってしまうカップルもいます。

5. 別れるのがめんどくさい

あまり想像したくありませんが、同棲した結果、うまくいかずにお別れするカップルもいます。

別々に住んでいれば、極端な話LINEのメッセージだけでも別れられますが、同棲しているとそうはいきません。

少なくともどちらか一方が家を出ていくことになりますし、

「一緒に買った家具はどうする?」
「挨拶した親への報告は?」

など、やるべきことがたくさんあります。

別れるのがめんどくさくて、ダラダラ付き合いつづけてしまう……というケースも。

「結婚→離婚」に比べるとマシですが、同棲解消はめんどくさいものなので、ある程度の覚悟をもって同棲を始めましょう。

結婚前に同棲する時の注意点

結婚前に同棲する時の注意点と長続きのコツ

結婚前の同棲にはデメリットもありますが、たいていのトラブルは対策しておけば避けられます

同棲を成功させるために注意したいポイントは次のとおりです。

  • 同棲の目的と期限を決めておく
  • ひとりで過ごせる場所を確保しておく
  • お互いの家族に挨拶しておく
  • 事前にルールを決めておく

同棲の目的と期限を決めておく

一体なぜ同棲するのか、2人とも納得していることが重要です。

たとえば、カップルがそれぞれ次のように考えていたらどうでしょう?

同棲で相性を確かめて、結婚生活を具体的にイメージしたいな

家賃も生活費も折半したら節約になるから、同棲しよう

自分は「結婚生活の相性を確かめたい」のに、相手は「家賃を折半して節約したいだけ」だったら、将来のビジョンが噛み合っていませんよね。

結婚前提なら、

同棲開始から1年で結婚するかしないか判断しよう!

というように同棲の期限を設定しておけば、プロポーズや入籍のタイミングを見失わずに済みます。

ひとりで過ごせる場所を確保しておく

家探しの際に個室を持てる間取りを選ぶと、お互いが家にいても別々に過ごせて便利。

1LDKでもリビングと寝室で別れて過ごすことは可能ですが、できれば2LDK以上が理想です。

私もカレも「ひとり時間は絶対必要!」というタイプなので、2LDKで各自個室を持っています

ケンカした時も、しばらく距離をとって冷静になれば、落ち着いて解決できます。

家が狭い場合も、いざという時に別々に過ごせる場所を外に見つけておくと便利ですよ。

お互いの家族に挨拶しておく

結婚が確定していなくても、同棲するなら親への挨拶はしておくのが無難です。

親に挨拶するメリット
  • 相手の家族からの印象が良くなる
  • 困った時に相談できる

そのまま結婚に進む場合も、同棲開始時点で挨拶を済ませていたほうが好印象。

遠方ならビデオ通話でもいいので、1回は顔を見せておくと安心してもらえますよ

事前にルールを決めておく

トラブルを避けるために、同棲開始前にある程度のルールをつくっておくのがおすすめです。

特にケンカの原因になりやすい「生活費」と「家事分担」については、しっかり話し合っておきましょう。

できれば「万一同棲解消になったらどうするか」も整理しておくと安心です。

結婚前の同棲はしたほうがいい。ただし事前対策はしっかりと!

結婚前の同棲はしたほうがいい。ただし事前対策はしっかりと!

結婚前の同棲にはメリットもデメリットもありますが、デメリットは対策すればいいので、やはり結婚前の同棲をおすすめします

結論!

結婚前に同棲するのがおすすめ!
予想できるデメリットは先に対策しておこう

一緒に住んだこともない人といきなり結婚するほうが、断然リスクが大きいです。

もし同棲の段階で関係が悪くなってしまったら、「この人とは合わないんだ。結婚前にわかってよかった!」ということでスッパリ諦めましょう。

とはいえ事前の準備やお互いの努力で解決できることもたくさんあるので、他の記事も参考にしてハッピーな同棲生活を目指してくださいね!

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