パートナーとデビットカードを共有したい!結婚してなくても家族カードの2枚持ちってできる?
デビットカードは支払いが即時引き落とされるため、クレジットカードに比べて使いすぎを防げそうですよね。
しかし結論から言うと、
同棲カップルがデビットカードを2枚持つのは難しく、共有はおすすめできません。
とはいえ、2人暮らしのお金を効率よく管理するために、共用口座と共用カードは必須。
この記事では、デビットカードをおすすめしない理由や、代わりとなるカードを紹介します。
・カップルで共有できるデビットカードを探している
・使いすぎない安心なカードを選びたい
という人に役立つ内容となっているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
【この記事を書いた人】
ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。バツイチ同士で同棲4年目。結婚しない・子供は持たない派。
▼同棲前に共同口座を開設しておこう!
同棲や事実婚のカップルはデビットカードを共有できる?
デビットカードの共有は不可能ではありませんが、かなり選択肢が限られます。
クレジットカードなど他のカードに比べて、持つメリットが少ないのが現実です。
詳しく説明していきますね。
デビットカードは「1口座1枚」が基本
クレジットカードの中には「家族カード(ファミリーカード)」が発行できるものがあります。
家族カード:カード所有者の家族に対して追加でカードを発行できるサービス
しかし大手デビットカードのほとんどは、家族カードを提供していません。
デビットカードは「1口座1枚」の発行が基本
家族分がNGなだけでなく、本人が2枚目を発行して分けて持ち歩くの無理。
つまり2枚持ち自体がかなり難しいといえます。
家族カードつきデビットカードはイマイチ
家族カードを発行できるデビットカードは数少ないですが、ゼロではありません。
たとえば以下のものがあります。
カード名称 | 本カード年会費 | 家族カード | 還元率 |
---|---|---|---|
北國Visaデビットカード | 無料 | 5枚まで | 0.5% |
TSUBASAちばぎんVisaデビットカード | 無料 | 5枚まで | 0.5% |
池田泉州JCBデビットカード | 1,100円(初年度無料) | 年会費440円 | 0.3%〜0.5% |
東邦Always デビットカード | 1,375円(初年度無料) | 年会費440円(初年度無料) | 0.5% |
正直、「聞いたことないなぁ……」というカードが多いのではないでしょうか?
地銀などのマイナーなカードなので、付随するサービスにこれと言ってお得なものはありません。
還元率もイマイチ。「楽天カード」(クレジットカード)なら最低1%〜最大15%のポイント還元があることを考えると、0.5%はほんのオマケ程度なので、正直もったいないです。
共有するならクレジットカードがおすすめ
デビットカードを選ぶメリットは、
支払いが即時引き落とされるから、お金を使った感覚がわかりやすい
ということですが、逆に言えばそれ以外のメリットはありません。
しかも、お金の流れのわかりやすさで言えば、実はアプリ連携などが充実したクレジットカードのほうが上です。
ということで、どうしてもクレカの審査に通らないなどの事情がなければ、デビットカードよりもクレジットカードの共有をおすすめします。
2枚発行OK!同棲や事実婚でも使えるカード3選
パートナーと共有するなら、カードは2枚あるとそれぞれ持てて便利ですよね。
しかしほとんどの「家族カード」は同姓が条件で、未婚カップルは申し込めないので要注意。
ここでは、同棲カップルや事実婚カップルでも一緒に使えるカードを3つ紹介します。
楽天カード / 楽天プレミアムカード
クレジットカードなら、一番のおすすめは「楽天カード」もしくは「楽天プレミアムカード」。
- 新規入会・カード利用でポイントが貯まる
- 楽天サービスと併用するとさらにお得
- 安心の大手ブランド
「楽天カード」なら生計を共にしていれば事実婚や同性パートナーでも家族カードを作れます。また、同一名義で2枚発行することも可能。
そして楽天カードのメリットは、なんといってもポイントが貯まることです。
キャンペーン中なら申し込みだけで5,000ポイントもらえますし、楽天市場のお買い物では還元率が高くなります。
日用品も楽天市場で買えば、ポイントがどんどん貯まってお得!
「楽天ブックス」や「楽天トラベル」など、楽天のサービスと併用することでポイント還元率がアップするので、同棲を機に楽天経済圏に入ってしまうのもアリですね。
楽天プレミアムカード
「楽天プレミアムカード」は年会費が11,000円(税込み)かかりますが、特典が充実しています。
・楽天ポイント最大5倍
・空港ラウンジが何回でも無料
・海外空港プライオリティ・パス無料
・ETC年会費無料
・投信積立ポイント還元率アップ
「楽天のサービスを多用する人」や「海外旅行や出張が多い人」なら、年会費分の元は取れるでしょう。
B/43ペアカード
クレジットカードでなくてもOKなら、「B/43ペアカード」もおすすめです。
- 未婚でもペアで2枚発行できる
- アプリで残高や履歴を共有できる
- Visa加盟店でクレカ同様に使える
プリペイド式のVisaカードなのでクレジットではないのですが、チャージさえすればクレカと同じ感覚で使えます。
クレカでも引き落とし口座に生活費を振り込む必要があるので、プリペイドに不便さは感じません。
むしろクレカよりも使いすぎ防止になります。
入金はコンビニATMやネットバンクからもOK!
カードをひとり1枚ずつ持ち歩けるので、生活費の立替・精算の必要がないのが嬉しいですね。
さらに便利なのが、アプリに支出がリアルタイムで反映される点。
PayPayと連携できたり、タッチ決済対応カードを選べたりもするので、「スマートにお金を管理したい!」というカップルにおすすめです。
三井住友カード「かぞくのおさいふ」
三井住友カードの「かぞくのおさいふ」は、子どもでも安心して使えるVisaプリペイドカードです。
- アプリやサイトで簡単にチャージ
- プリペイドだから使いすぎない
- 可愛いデザインが選べる(※デザインによっては新規受付を停止しているものもあります。)
「B/43ペアカード」と同じくプリペイド式で、予算管理が簡単。
さらに三井住友という大手ということで安心感があります。
還元率は0.25%と低めですが、Visa・iD加盟店ではクレカと同じように使えます。
同棲カップルは共用カードを持つべき
デビットカードが無理なら、共用カードは諦めようかな……
と考えている人もいるかもしれませんが、共用カードは絶対につくったほうがお得です。
メリットは次の3つ。
メリット①お金の管理が楽になる
なんといってもお金の管理が楽になります。
クレジットカードは現金払いと違って、
・いちいち引き出す手間が省ける
・利用履歴が自動的に記録される
など、何もしなくてもお金が管理されるため、効率的なのです。
現金払いだと「いつのまにかお金が減ってる……」という事態になりかねませんが、クレカ払いなら自動的に利用履歴が記録されます。
「いつ何にいくら使ったか」が明確になるので、貯金計画も立てやすい!
メリット②お金にまつわるケンカが減る
お金の管理をうまくやらないと、ケンカの原因になります。
「私ばっかり払ってない?」
「なんかお金減ってるんだけど……」
なんていうモヤモヤは、「いつ何にいくら使ったか」がハッキリしない時に起こります。
お金の流れを把握できていれば防げるし、なにか疑問があっても解決できるはず。
共用クレカでしっかり管理していれば、「金の切れ目が縁の切れ目」なんて悲しいことにはなりません。
メリット③ポイントがどんどん貯まる
クレジットカードは「買い物のたびにポイントが貯まる」のも嬉しいですよね。
当然ですが、1人で使うよりも2人で使うほうが支払いが多くなるため、ポイントがどんどん貯まります。
同棲生活の支払いは額が大きくなりがち。
- 毎月の家賃や更新料
- 2人分の水道光熱費
- ファミリー向け家電購入
などの支払いを全てクレカで行えば、年間で数万円が浮きますよ。
特に同棲初期は出費がかさむので、できるだけクレカ払いにするとお得です。
わが家では年に2万円くらいポイントが貯まるので、ちょっとした贅沢品をごほうびとして買っています
おすすめNo.1は「楽天カード」の2枚発行
ポイントで得をしたいなら還元率が重要になります。
となると、やはりイチオシは「楽天カード」。
基本の還元率は1.0%(100円につき1ポイント)
楽天市場のポイントは最大15倍!
同棲に必要な家具・家電を楽天カードで買ったら、びっくりするくらいポイントが貯まった!
同棲カップルでも簡単に2枚発行できますし、発行も年会費も無料なので、持っておいて損はありません。
今ならキャンペーンで5,000円分もらえるので、むしろお得です。
2枚発行の詳しいやり方は以下の記事で解説しているので、参考にしてくださいね。