彼のことは大好きだけど、一緒に暮らすとなるとやっぱり不安……。お互いの嫌な面が見えて、別れることになったらどうしよう? 同棲がうまくいくにはどうしたらいいか知りたい!
お教えしましょう!
こんにちは、よるるです。
【この記事を書いた人】
ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。バツイチ同士で同棲3年目。結婚しない・子供は持たない派。
大好きなパートナーとの同棲を成功に導くコツを10個お伝えします。
【私の同棲経験】
1回目:大学時代に1年同棲→結婚→離婚
2回目:交際4年目の彼氏と同棲3年目(現在進行形)
同棲は実家暮らしや一人暮らしとは違うので、気をつけないと仲にヒビが入る可能性があります。
もし同棲を解消することになったら、引っ越しなどの手続きがあるので、ただ別れるよりダメージが大きいです。私も離婚した時に大変な思いをしました。
とはいえ、結婚や長期的なパートナーシップの第一歩として、一緒に暮らしてみることは重要です。
「10 Tips For Moving In Together, According to a Relationship Coach(関係性のプロに聞く!同棲を始める時の10のヒント)」を参考に、大好きな人とずっと仲良く暮らすためのコツをご紹介します。
1. 将来の認識を合わせる
あなたと彼は、同棲の先に同じ未来が見えていますか?
「同棲=結婚の前段階」と思い込んでいる人もいますが、もっと軽い気持ちの人もいます。
もし「彼と結婚したい!」と考えているのなら、彼も同じ意思を持っているのか、同棲の前に確認しておきましょう。
ねえ、同棲2年になるけど、いつ入籍するつもりなの?
えっ、結婚? そんなつもりじゃなかったんだけど。
こんなふうに後になってからコミュニケーションのミスが発覚すると、ショックが大きいですよね。先のことはよく話し合っておきましょう。
2. 同棲する前に長い時間を一緒に過ごす
あなたは、彼と最長何日間一緒に過ごしたことがありますか?
週に一度、1泊2日のデートしかしたことがないのなら、同棲は早いかもしれません。せめて5泊くらいの旅行をするか、相手の家に連泊するなどしてみてください。
なぜなら長時間一緒にいると、短時間では分からなかったギャップが必ず見えてくるからです。特に付き合い始めは、相手によく見られたくて多少なりともネコをかぶっていますよね。
「注意力MAXで相手に気をつかっていない時でも、お互いを受け入れられそうか?」という点を確認しておくと、同棲後に必要以上にガッカリせずに済みます。
3. 同棲への不安について話し合う
同棲前は誰でも不安になるものです。でも、不安の原因は人によって違います。
- 馴れ合いの関係になったらイヤだな
- ドキドキしなくてセックスレスになるかも
- 自由に遊びにいけなくなったらどうしよう
- だらしない格好でいたら幻滅されるかも
などなど。あなたが一番不安なことは何ですか?
お互いが何を恐れているのか分かれば、事前に対策を立てることができます。具体的な解決策がなかったとしても、話し合うだけで不安は軽くなりますよ。
同棲後も何かしらのトラブルは必ず発生しますから、「話し合い」の習慣をつけておくこと自体も大切です。
4. お試しで一緒に住んでみる
できれば本格的に同棲を始める前に、1ヶ月程度の「お試し同棲」をおすすめします。
1ヶ月あれば、お互いの生活習慣もだいたい把握できますし、どういった間取りならストレスが減るかといったことも検討できます。その分も費用がもったいないと思うかもしれませんが、いきなり同棲を始めて即解消になるより何倍もマシです。
おすすめはホテルなどより、「Airbnb」で生活感のあるアパートの一室を借りてみること。実際の同棲生活を鮮明にイメージしやすくなります。
問題が浮かび上がったら、同棲前に対処方法を考えましょう。ふたりで解決できないようなら、同棲を考え直したほうがいいかもしれません。
5. 「ふたりの家」をつくる努力をする
実際に同棲するとなったら、お互いが「自分の家」と感じてリラックスできる空間をつくることが重要です。
特に、どちらかが相手の部屋に越してくるケースでは、ふたりともがきちんと居場所を確保できるように整えましょう。思いきった模様替えをするとか、カーテンやソファを新調するとか、「ふたりの家」として雰囲気をつくりあげていってください。
このインテリア、落ち着かないんだよな……
「いまいち落ち着かない」と思いながら過ごすとストレスがたまります。
つい自分の好みを押し通したくなるかもしれませんが、相手と話し合って折り合いをつけることが大切。どうしても奇抜な趣味を貫きたいなら、個室やトイレなど限られたスペースを思う存分マイワールドにしましょう。
▼同棲のアイテム選びには、こちらの記事も参考にしてください。
6. 必要な時はひとりの時間をとる
一緒に住んでいるからといって、何もかも一緒にする必要はありません。
私たちカップルの場合は、食事も洗濯も寝る部屋も全て別々です。ふたりとも家にいても、それぞれの個室にこもってLINEでやりとりすることも多いです。
ルームシェアに近いかも
ふたりの時間を大切にするのと同じくらい、個々の時間も大切にしましょう。休日だって友人と飲みに出かけたり、ネイルサロンに行ったり、自由に過ごしていいんです。
ひとりの時間が充実していると、ふたりの時間をより一層楽しむことができますよ。
7. 境界を決めてコミュニケーションをとる
気をつかいすぎて疲れてしまうことは問題ですが、やはり他人と暮らすのですから、相手の気持ちも尊重しなければなりません。
ひとり暮らしの時は家を宅飲みの会場にしていたとしても、同棲相手は大勢が家に押しかけてきて大丈夫でしょうか?
自分はプライバシーに寛容だとしても、同棲相手は私物を勝手に片付けて怒らないでしょうか?
細かいけど、私は歯磨き中に話しかけられるのが耐えられないタイプ。彼に打ち明けて、歯磨き中はそっとしておいてもらうことにしました。
俺は全然平気だから、言われるまで想像もつかなかった。言われてみれば、歯磨き中に話しかけた時は機嫌悪そうだったよね(笑)
同棲を始めたばかりの頃は、悪気はなくても価値観の違いによって問題が起こります。
それは仕方のないことなので、何かあるたびにコミュニケーションをとり、「どこまでがOKでどこからがNGなのか」の境界を探っていきましょう。
▼寝室を別にするメリットを知りたい方はこちらもチェック!
8. ふたりの時間を意識的に持つ
付き合っている時は、デートの日を決めて予定を調整したり、計画を立てたりしますよね。
同棲しているといつでも会える一方、お互いの存在があたりまえになってしまいがち。意識して「クオリティ・タイム(お互いに集中する時間)」をつくることをおすすめします。
わが家では、毎晩ベッドに入る1時間前にリビングに集合し、お茶を飲みながら一緒に過ごします。ただしゃべっている時もあれば、ゲームをしたり、映画を観たり、過ごし方はさまざま。
「おはよう」と「おやすみ」のハグ&キスは、2年間欠かさず日課にしてるよ!
共通の時間を過ごすことで、関係がより親密になり、生活の中にロマンスを維持することができます。
9. さらに深く相手を知ろうとする
一緒に暮らしているからといって、相手を知ろうとする努力をやめてはいけません。
人を深くまで理解するのには途方もない時間がかかりますし、人は時とともに変化します。わかったつもりでぼーっとしていると、「えっ、そんなことを考えてたの?!」と大問題になることも。
熟年離婚は、奥さんが何年も前から準備していて、旦那さんが寝耳に水というケースをよく聞きますが、安心しきって奥さんをきちんと見ていなかったからではないでしょうか。
- 仕事はうまくいってる?
- 体調面の心配はない?
- これから何をしたい?
せっかくパートナーとしてそばにいるのですから、相手の夢や希望のためにできることがあるかもしれません。お互いが心を開き、内面を深く掘り下げていくことで、支えあえる素敵な関係を築きましょう。
10. うまくいかないことがあっても落ち込まない
どんなに仲のいいカップルでも、同棲してみたらうまくいかないことはあります。ずっと別々に生活していたのですから、始めからピッタリ考えが合わないこともあって当然ですよね。
でも、ふたりで問題を乗り越えられれば、絆はより深まります。
「ああ、ここが合わない。もうダメだ」と諦めるのではなく、「どうしたら解決できるかな?」と都度ふたりで考えるようにしてください。
それに、同棲前からよく話し合ってトラブル対策をしておくことで、無駄なぶつかり合いは避けられます。共同生活をうまくいかせるために、お互いが歩み寄る努力をすることが大切なのです。
まとめ:一緒に壁を乗り越えながら、ふたりの生活を築いていこう!
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- 将来の認識を合わせる
- 同棲する前に長い時間を一緒に過ごす
- 同棲への不安について話し合う
- お試しで一緒に住んでみる
- 「ふたりの家」をつくる努力をする
- 必要な時はひとりの時間をとる
- 境界を決めてコミュニケーションをとる
- ふたりで日課をつくる
- さらに深く相手を知ろうとする
- うまくいかなかったとしても落ち込まない
一緒に壁を乗り越えながら、ふたりの生活を築いていこう!
ふたりの関係が長期的にうまくいくかどうかは、実際に一緒に生活してみないとわかりません。なので、結婚前提だとしても、まず同棲してみることをおすすめします。
問題にぶつかったり、ストレスのかかる状況に置かれないと、人の本質って見えてこないんですよね。楽しい時だけでなく、つらい時に支え合えるパートナーかどうか見極めることが大切です。
そのためには、同棲前からしっかりと話し合って「ふたりが快適に過ごせる生活」をイメージし、つくっていきましょう。そして、同棲が始まっても、お互いへの興味を失わずに相手を知る努力をすれば、かけがえのないパートナーとして成長していけますよ。
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