初めて同棲することになったけど、事前に何を準備しておけばいいの? 同棲を始めるまでの流れを知りたい!
初めての同棲、楽しみですよね!
とはいえ「一体何から手を付ければいいの?」という不安もあると思います。
同棲4年目の私が、同棲前に準備すべきことをわかりやすく解説します。
快適に暮らすためには相談や準備が重要なので、抜かりなく準備を進めなければいけません。
でも大丈夫!流れさえ把握しておけば難しくないので安心してください。
この記事に書いてある9ステップを順番に実行すれば、スムーズに同棲生活をスタートできますよ。
【この記事を書いた人】
ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。彼と仲良く同棲4年目。結婚しない・子供は持たない派。
同棲前の準備9ステップ
同棲が決まったら、3ヶ月後くらいに引越すイメージで準備を始めるといいですよ。
各項目について詳しく見ていきましょう。
同棲の3ヶ月〜2ヶ月前にすること
まずはパートナーとよく話し合って、同棲生活の前提を固めるところから始めます。
STEP1. 同棲の目的と期間を確認する
そもそも、なぜ同棲するのですか?
自分とパートナーの認識に差がないか、準備を始める前に必ず確認しておきましょう。
「自分は結婚するつもりだったけど、相手はただのルームシェア感覚だった」なんてことが後から判明すると、ケンカになるだけでなく、婚期を逃してライフプランが崩れたりします。
- お互いの生活スタイルを確認するため
(期限:1年間) - 一緒にいる時間を増やすため
(期限:次の更新まで)
など目的と期間をはっきりさせておきましょう。
ここで意見が食い違っていたら、焦らずに同棲を延期することも大切です。
STEP2. 初期費用・生活費の分担を決める
同棲生活が破綻する原因になりやすいのが「お金にまつわるトラブル」です。
同棲を始める時は思った以上にお金がかかります。
住まいの敷金・礼金・仲介料、火災保険料、引越し代、家具・家電の購入費用などなど……。
これらを合わせると、初期費用の目安は家賃の約5倍と言われています。
10万円の賃貸を借りるとしたら、50万円も必要なの?!
どちらがいくら負担するのか、貯金がないならどうやって費用を貯めるのかなど、2人でよく話し合っておきましょう。
同棲を始めてからの生活費についても、この段階で決めておくのがおすすめです。
STEP3. 家事分担など生活のルールを決める
同棲カップルが揉めがちなのが家事分担。
「曜日で分ける」「料理は私で掃除・洗濯は彼」といういうように、あらかじめ決めておくといいですよ。
家事分担方法については「同棲の家事分担どうする? 家事リスト&ケンカにならないコツ」で解説しているので参考にしてください。
他にも、次のようなことをルール化しておくとケンカを防げます。
- 帰宅が遅くなる時の連絡
- 友人を家に招くことについて
- お互いの家族との付き合い方
- 高額な物を買う時の判断方法
同棲後の生活をイメージして、価値観のすり合わせをしていきましょう。
同棲の2ヶ月〜1ヶ月前にすること
ここからは同棲を始めるために具体的に動き出します。
STEP4. お互いの親に挨拶する
結婚が決まっていない場合、お互いの親に挨拶するかどうか迷うかもしれません。
お互い社会人で自立していれば、挨拶しなくても同棲は始められます。
ですが迷ったら挨拶しておくのがおすすめです。
なぜなら後々のことを考えると挨拶しておくメリットが大きいからです。
親世代にはマナーや体裁を気にする方も多いです。
何も言われなくても「一緒に住むのに顔も見せに来ないの?」と思われている可能性もあります。
私は挨拶が遅れてしまい、同棲してから初めて彼のお母さんに会ったのですが
話には聞いていたけど、やっと直接会えて安心したわ
と言われました。
生涯のパートナーとなった場合、相手の家族は避けて通れない存在なので、さっさと挨拶しておくに越したことはありません。
STEP5. お部屋探し
いよいよ同棲する住まいを探し始めます。
まずエリアや予算などの条件を整理しましょう。
間取りの選び方は「同棲におすすめの間取りは?」の記事を参考にしてください。
いきなり不動産会社の店舗に行くと、店の都合で「早く埋めたい部屋」を勧められることもあるので、まずサイトで物件を検索したほうがいいですよ。
関東、中部、関西圏であれば、LINEのチャットで物件を紹介してくれる「イエプラ」がおすすめです。
注意点としては「2人入居可の物件か」を必ず確認すること。結婚前提なら審査に通る場合も多いです。
内見に行く時は、そのまま使える「同棲の内見チェックリスト」(無料公開中)もお忘れなく!
STEP6. 引越しの手配
部屋の契約をしたらさっそく引越しを手配します。
特に繁忙期の3月〜4月は早めに動くよう心がけましょう。オフシーズンであっても、早期に依頼すると割引交渉がしやすいです。
同棲の場合、基本的には2人で同じ日に同じ引越し会社に作業してもらうとお得。
引越し見積もりサイトで一括見積もりを取ってから、上位3社に個別に交渉すると料金を下げてもらいやすくなります。
▼見積もりの流れはこちらの記事を参照してください。引越し費用を安く抑える方法も紹介しています。
引越しの日程が決まったタイミングで、今住んでいる物件に退去の連絡もしておきましょう。
一般的に退去の1ヶ月前までに伝えればOKですが、契約によっては2ヶ月以上前に通知しないといけないケースもあるので気をつけてくださいね。
同棲の1ヶ月〜2週間前にすること
ラストスパートです。面倒なことも多いですが、パートナーと協力して乗り切りましょう!
STEP7. 家具・家電をそろえる
新生活に向けて必要なものを用意しておきます。
お互い一人暮らしをしているなら、基本的な家具・家電は持ち寄ることでそろえられますよ。
冷蔵庫や洗濯機は、二人暮らしだと一人用サイズでは小さすぎるので、新調したほうがいいかもしれません。
▼とりあえず必要になるものは「同棲生活に必要なものリスト」にまとめました。
デートがてら素敵なインテリアグッズを探しに行って気分を盛り上げるのもいいですね。
STEP8. 各種手続きを進める
こまごまとした手続きも進めておく必要があります。
インフラの手配はネットでできますが、ガス開栓は立ち会いが必要です。
インターネットも物件によっては工事が必要になるので確認しましょう。
在宅ワークの人は、ネット環境が整わないと仕事に影響が出るから要注意!
生活費の管理方法にもよりますが、共通の銀行口座やクレジットカードがあると便利です。
クレジットカードは手元に届くまで日数がかかるので、現物件か新居で確実に受け取れるよう調整して申請しましょう。
どちらの名義にするのかも話し合って決めてくださいね。
STEP9. 荷造りと不用品の処分
荷造りは最悪引越し前日までかかってもいいですが、不用品の処分は計画的にやらないと間に合いません。
自治体によりますが粗大ゴミは即日取りに来てはくれないからです。
処分が間に合わなくて新居にゴミを持っていく羽目になったらイヤですよね。
余計な物を持っていくとケンカの原因にもなります。
「捨てる」「売る」「譲る」、どの方法でもいいので、引越しまでに荷物は極力減らしておきましょう。
▼荷物が多いカップルは「身軽な同棲生活の始め方」に書いてあることを実践してみてください。
抜かりなく準備して快適な同棲ライフを!
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- 同棲前の準備9ステップ
- 同棲の3ヶ月〜2ヶ月前にすること
- STEP1. 同棲の目的と期間を確認する
- STEP2. 初期費用・生活費の分担を決める
- STEP3. 家事分担など生活のルールを決める
- 同棲の2ヶ月〜1ヶ月前にすること
- STEP4. お互いの親に挨拶する
- STEP5. お部屋探し
- STEP6. 引越しの手配
- 同棲の1ヶ月〜2週間前にすること
- STEP7. 家具・家電をそろえる
- STEP8. 各種手続きを進める
- STEP9. 荷造りと不用品の処分
- まとめ:抜かりなく準備して快適な同棲ライフを!
やることが多いと感じるかもしれませんが、ひとつずつ順番にこなしていけば大丈夫。
私の経験では、「これから大好きな人と一緒に暮らせる!」というポジティブな気持ちがあったので、同棲準備は大変ながらもすごく楽しかったです。
パートナーと協力して進めることで絆を強められるので、支え合いながら頑張りましょう!
わからないことがあったら、本サイトの他の記事もぜひ参考にしてくださいね。