ひとり旅で岡山県の倉敷に行ったよ!
運河が流れ町家が並ぶ、レトロな町並みが魅力の岡山県・倉敷。
観光スポットでもあるアイビースクエアに2泊し、一人でたっぷり堪能してきました。
この記事では、私が実際に訪れた美観地区のおすすめスポットを10個紹介します。
すべて徒歩でまわれて、ひとりでも楽しめるスポットです!
ひとりごはんにおすすめのお店6選も別記事にまとめたので、ぜひ合わせてご覧ください。
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ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。趣味は旅行とアート巡り。ヨーロッパ中心に一人旅歴10年。荷造りと旅行計画が大好き!
倉敷・美観地区おすすめ観光スポット
倉敷観光の中心は、昔ながらの町並みが保存されている美観地区です。
JR倉敷駅から徒歩10分程のところにあるエリアで、「なまこ壁」のレトロな建物が運河沿いに並んでいます。
明治時代にタイムスリップしたような感覚に!
メインの運河沿い以外にも、路地を歩いていくとステキな場所に出会えるかも。
ここからは、私が行ってよかったスポット10選を順番に紹介していきます。
①倉敷館 観光案内所
観光案内所は拠点になるので、まずチェックしておきましょう。
美観地区のど真ん中にあるので、目印にもなります。
建物は100年以上前(1917年)に建てられた洋風建築で、当時は町役場として使われていました。
レトロな雰囲気で、タイムスリップした気分が味わえる!
2階の休憩スペースは、窓から川が見下ろせて眺めが最高。
パンフレットなどが置かれているので情報収集もできますし、コインロッカーや自動販売機もあります。
②大原美術館
西洋近代美術常設展示がある日本初の私立美術館。
実業家の大原孫三郎の支援のもと、画家の児島虎次郎が集めたコレクションが展示されています。
大原美術館訪問は、私が倉敷に行った目的でした。
本館の展示作品数はそれほど多くないので、全てじっくり観ても2時間はかからないでしょう。
本館はローマ神殿風ですが、隣接する工芸・東洋館は白壁の和風建築。
内装も歴史を感じるつくりで、探検するようなワクワク感を味わえます。
春秋には邸宅「有隣荘」特別公開、2024年度末には「児島虎次郎記念館」オープン予定とのことで、ぜひ再訪したいスポットです。
③語らい座 大原本邸
大原美術館の対岸に、美術館創立者・大原孫三郎の旧住宅があります。
江戸時代後期に建てられたに町家形式の住宅で、国の重要文管財に指定されています。
文化財建築というと、ちょっと退屈なイメージがあるかもしれませんが、土間には写真映えするインスタレーションが。
現代アートと伝統建築が混ざりあう空間で、大原家歴代当主の言葉が学べるという、素晴らしいつくりになっています。
庭園つきの離れでは、畳の上でくつろいだり、お抹茶セットを頂いたり、のんびり過ごすことも可能。
昔ながらの倉敷のくらしを垣間見ることができます!
親切なスタッフの方が丁寧に質問に答えてくださり、交流も楽しむことができました。
ぐるっと見るだけなら30分程度で十分なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
④倉敷民藝館
東京・駒場に続く、日本で2番目の民藝館。
やきもの、かご、家具など、生活に根付いた品がずらりと並びます。
クチコミを見ていると、「見どころが多くぜひ訪問すべき!」という人と「この展示内容で入場料1,000円以上は高い!」という人と、意見が分かれているようです。
私はすごく楽しめました。
民藝品は退屈なイメージでしたが、改めてじっくり観たらどれもデザインや技術が素晴らしい。
訪問以来、民藝に興味を持つようになりました。
せっかく美観地区に来たのなら、普段は気に留めないものと向き合ってみるのもいいのでは?
所要時間は、サッと周ったら30分もかからないし、ひとつひとつ眺めていたら2時間くらいかかるでしょう。
⑤倉敷アイビースクエア
倉敷アイビースクエアは、ホテルやお土産ショップ、陶芸の体験工房などが入った複合施設。
もともと紡績工場だった場所を再開発したもので、文化庁に「近代文化産業遺産」としても登録されています。
私は一人旅の際、こちらの敷地内に宿泊しました。
夜は中庭がライトアップされて、おとぎ話の中のような雰囲気に。
ツタのからまる赤レンガの建物はレトロ感たっぷりなので、散歩するだけで優雅な気分になれますよ。
⑥倉紡記念館
倉敷アイビースクエアの中にあるミュージアム。
実業家・大原孝四郎が創業した紡績会社クラボウの歴史を紹介する文化施設です。
クラボウは、今でも繊維製品で有名な企業ですね
アイビースクエアに宿泊したら入場券がもらえたので、なんとなく行ってみたのですが、思いのほか勉強になりました。
二代目社長は、大原美術館の創立者でもある大原孫三郎。
この人が偉大で、工場の労働環境を改善したり、果物の品種改良を進めるために研究所をつくるなど、画期的な取り組みを行いました。
十人の人間の中、五人が賛成するようなことは、たいてい手おくれだ。七、八人がいいと言ったら、もうやめた方がいい。二、三人ぐらいがいいという間に、仕事はやるべきものだ。一人もいいと言わないときにやると、危ない。
城山三郎『わしの眼は十年先が見える: 大原孫三郎の生涯』より
など、ビジネス関連の名言も残しています。
私は倉紡記念館で感銘を受け、電子書籍で伝記を購入しました。
⑦倉敷中央病院
画像は公式サイトからお借りしました。
倉紡記念館にて、大原孫三郎が建てたという病院が気になり、行ってみました。
コンセプトは「患者本位の明るい病院」。
ロビーの奥には、吹き抜けの温室があり、噴水のまわりにトロピカルな木々が生い茂っています。
建物もオレンジ色の南欧風デザインで、「えっ、これが病院?!」とびっくりしてしまいました。
こんなに明るい雰囲気の病院なら、いるだけで元気をもらえそう。
観光スポットとしては知られていませんが、ぜひ一度訪問してみてほしい場所です。
ただし、病院なので利用者の迷惑にならないように注意!
⑧阿智神社
高台にある阿智神社からは、美観地区を一望できます。
季節によってはアジサイの花や紅葉も楽しめますよ。
ここで買える縁結びのお守り「花纏守(はなまきまもり)」は、お土産におすすめ。
藤をモチーフにしたレース編みで、ミサンガのように手首に巻いたり、バッグにつけたりできます。
私は自分用にピンク色の「ふじなみ」を購入しました。
3ヵ月ごとに季節の限定色も登場するよ!
ほかにも、安産祈願の卵型のお守り「安産肌守」、色とりどりのオリジナルみくじ「いろはうら」など、可愛らしいものが手に入ります。
⑨林源十郎商店
おしゃれな倉敷の雑貨がほしいなら、林源十郎商店がおすすめ。
8店舗が集まったデザインマーケットで、最上階(3階)にはオープンテラス付きのヘルシーなレストランも入っています。
私は1階のショップ「アチブランチ」で、倉敷産の織布ハンカチや、土器オブジェなどを買いました。
2階の「三宅商店」には、多数のマスキングテープや「かぐらロール」など、人気の倉敷土産がずらり。
こだわりの雑貨がいっぱいで、ついつい長居しちゃう
⑩如竹堂
倉敷はマスキングテープ発祥の地。
とにかくたくさんのマスキングテープが見たいなら、美観地区の端のほうにあるお店「如竹堂」に行ってみましょう。
「日本中のマスキングテープが集結しているのでは?!」というくらい、マスキングテープが豊富です。
品揃えは500種類以上だとか!
ここでしか手に入らないオリジナルデザインや、付箋、小箱などの紙製品もありますよ。
マスキングテープは軽くて安価なので、バラマキお土産にもおすすめです。
ひとり旅におすすめ!倉敷・美観地区で町歩きを楽しもう
この記事で紹介したスポットはこちら。
ひとりでも入りやすく、ゆったり楽しめるスポットばかりなので、倉敷を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
女性一人でも安心な飲食店は下の記事にまとめています。
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私はじゃらんパックを利用して、観光スポットとしても人気の高いアイビースクエアに宿泊しました。
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