カレのことは好きだけど、同棲ってめんどくさいなと思うことがある。この気持ち、どう対処したらいいの?
同棲生活をしていると、楽しいこともたくさんありますが、時には思うようにいかず「めんどくさいな」と感じてしまうことも。
めんどくさい気持ちが悪化すると、別れを考えてしまうこともあります。
ネガティブな気持ちには早めの対処が必要。
そこでこの記事では、同棲していてめんどくさいと感じることと、それぞれの対処法をまとめました。
後半では「そもそもめんどくさくならないためにはどうしたらいい?」という疑問も解決します。
日々のモヤモヤを解消して、パートナーとよりよい関係を築いていきましょう!
【この記事を書いた人】
ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。バツイチ同士で同棲4年目。結婚しない・子供は持たない派。
同棲していてめんどくさいこと7選&対処法
パートナーと一緒に生活していると、さまざまな「めんどくさいこと」に遭遇します。
いちいち言うほどでもないこともあるし、そもそも話し合うこと自体がめんどくさい時も。
よくあるめんどくさいことといえば……
それぞれ、対処法と合わせて解説していきます。
毎日会うのがめんどくさい
大好きな相手でも、毎日毎日顔を合わせていると、うんざりすることがあります。
相手に問題がなくても、
「今日はあんまり人に会いたくないな……」
「ひとりでダラダラ過ごしたいな……」
という気分の時もありますよね。
しかし、一緒に暮らしている相手とは会わざるを得ません。
話しかけられたら反応しないといけなかったり、下着でウロウロできなかったり……
調子がいい時はなんとも思わない小さなことが、めんどくさく感じてしまう日もあるものです。
対処法
会うのがめんどくさい時は、ひとりで過ごすのがおすすめ。
しばらく離れていれば、気持ちがリフレッシュされてまた相手に会いたくなります。
ただ、同棲中にひとりになるためには少し工夫が必要。こちらの記事で詳しく解説しています。
相手に気を使うのがめんどくさい
会うのがめんどくさいと感じるのは、一緒にいると気を使ってしまうからですよね。
長年付き合っている仲良しカップルでも、やはり1人でいる時と一緒にいる時では、多少行動が違うのではないでしょうか。
特に気遣いタイプの人は、相手に気持ちよく過ごしてもらいたいがために自分を押さえ、ストレスをためてしまう傾向にあります。
対処法
相手と長く一緒に暮らしたいなら、我慢しすぎないことが大切です。
相手の気持ちを考えるのは素敵なことですが、同時に自分の気持ちも尊重しましょう。
常に相手に合わせようとせず、自分の気持ちを言葉にして伝えてみてください。
家事分担がめんどくさい
家事はうまく分担しないとトラブルの原因になります。
私ばっかり家事をやってる!分担したのに従ってくれない
という不満もあれば、
自分勝手な基準で、細かいルールを押し付けてくる……
と納得いかない気持ちを抱えている人もいるでしょう。
対処法
ある程度のルールを決めておくとケンカ防止になります。
「誰が何を担当するのか」や「洗濯物の干し方」など、ズレが生じそうなところは話し合っておきましょう。
ただし、ガチガチの細かいルールで縛られると、いっそうめんどくさく感じるもの。
完璧にできないこともあるので、ルールどおりにいかないからといって怒らないでくださいね。
うまくいかない場合は相手を攻めるのではなく、時短家電や代行サービスに頼るのがおすすめです。
お金の管理がめんどくさい
深刻な問題になりやすいのがお金の管理です。
結婚前はお財布を分けているカップルが多いですが、同棲生活では家賃をはじめとする「2人の支出」があるため、しっかり管理しないといけません。
誰がいくら払うか決めるのがめんどくさい……
いちいち精算するのがめんどくさい……
家計簿をつけるのがめんどくさい……
など、手間の積み重ねがストレス源になります。
対処法
お金管理の問題は、システム化でほぼ解決できます。
自分たちが頑張らなくても、自動的に管理してくれるしくみをつくっておくのです。
- 共同口座と共用クレジットカードを作って紐づける
- 家賃や光熱費など、支払いは自動引き落としにする
- アプリで履歴を管理できるようにしておく
など、一度システム化しておけば、効率的に管理できますよ。
別れるのがめんどくさい
相手に愛想が尽きてしまっても、別れて同棲解消するのがめんどくさくて、そのままズルズル続いているというカップルもいます。
たしかに、同棲解消は引越しを伴うため、腰が重くなるのもわかります。
しかし、この状態では2人とも幸せになれません。
対処法
いきなり同棲解消するのではなく、一時的に距離を置いてみましょう。
ここまで説明してきた「めんどくさい」が積み重なって「別れたいかも」になっているだけで、いったん離れて冷静になったら
同棲生活でストレスがたまっていただけで、カレがイヤになったわけじゃなかった!
ということに気づくかもしれません。
考えた結果、「やっぱり別れたい」という決意が固まったら、さっさと同棲解消に向けて話を進めましょう。
つらい感情に流されるとダラダラしてしまうので、仕事だと思って機械的に進めていくがおすすめです。
めんどくさくならないための心構え
今は同棲が楽しい人も、そのうちめんどくさい気持ちが芽生えるかもしれません。
さらに、一度はめんどくさい気持ちを解消できても、また元に戻ってしまうこともあります。
そうならないために、日頃から意識しておきたい心構えをお伝えします。
一時的な「めんどくさい」は受け入れる
どんなに穏やかな人でも、仕事が忙しかったり体調が悪かったりして、相手を思いやる余裕がない時はあります。
つい「めんどくさいな」と思ってしまうのは誰にでもあること。
相手が悪いわけでも自分が悪いわけでもないので、その感情を受け入れましょう。
ただし、そのネガティブな感情を相手にぶつけてはいけません。
多くの場合、少し気分転換すれば「めんどくさい」は消えていくので、ひとりになって頭を冷やし、落ち着いてから相手と向き合ってください。
他人同士であることを意識する
恋人とは同棲前にも一緒に時間を過ごし、仲を深めてきましたよね。
すると、ついこんなふうに考えがちです。
「相手は自分のことをわかってくれる」
「お互い自由にしていても受け入れられる」
ですが、いくらラブラブな恋人同士でも、他人であることを忘れてはいけません。
今まで別々の家で暮らしてきたのですから、生活習慣や価値観が違ってあたりまえ。
何も対策をしないとストレスがたまったり、トラブルになったりします。
ルールを決めるなんて他人行儀かな……
などと思わずに、冷静な視点を持つことが大切です。
相手への感謝を忘れない
同棲していつも一緒にいると、相手の存在が「あたりまえ」になってきます。
すると、相手のために何かすることをめんどくさく感じたり、小さな言動を許せなくなったりします。
でも、思い出してください。
あなたはその人のことが大好きですよね。
そして、相手も自分と一緒に暮らすという大きな選択をしてくれました。
今の生活が突然なくなったらどんなに寂しいでしょうか。
相手への感謝を忘れず、1日1回は「ありがとう」を伝えましょう。
めんどくさい時もあるけど、同棲生活の幸せに目を向けて
同棲していると、「めんどくさいな、ひとりのほうが楽だな」と思う瞬間はあります。
ですが他人と暮らすというのは、そもそもめんどくさいものなのです。
相手が違っても、結局別のことでめんどくさくなるだけ。
そこで大切なのは、次の2点です。
- めんどくさくならないために備えること
- めんどくさくなった時の対処法を持つこと
この記事を参考に上の2点を実践すれば、もっと同棲生活の幸せに目を向けられるようになるはず。
大切なパートナーと末永く幸せに暮らしていくために、取り入れてみてくださいね。