とうとう彼氏と同棲することになった! 最近は寝室を分ける夫婦も多いって聞くけど、同棲したら寝室は同じでいいのかな? それとも別室にすべき?
こんなふうに悩んでいませんか?
【この記事を書いた人】
ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。バツイチ同士で同棲3年目。結婚しない・子供は持たない派。
同棲中の寝室を一緒にするべきか別々にすべきか? それぞれのメリット・デメリットと、具体的な決め方をお伝えします。
結論から言うと、おすすめは「平日は別々、週末は一緒」のスタイルです。
【私の同棲経験】
1回目:大学時代に1年同棲→結婚→離婚
2回目:交際4年目の彼氏と同棲3年目(現在進行形)
私は同棲していてもプライベートな空間&時間を確保したいタイプなのですが、寝るとき別々だと「さみしいな」という気持ちも。
同棲の寝室は同室・別室それぞれにメリットとデメリットがあります。
体験談や解決策と合わせて解説するので、ふたりがぐっすり眠れるよう、同棲の寝室問題の解決に役立ててくださいね。
寝室一緒と寝室別、メリットとデメリット
まずは、同室と別々それぞれのメリット・デメリットを確認していきましょう。
寝室を同室にするメリット・デメリット
ふたりの寝室を一緒にするメリット
- 安心感がある
- スキンシップの機会が増える
- 寝室がひとつで済む(家賃が浮く)
人肌を感じながら眠りにつくと、「ああ、ひとりじゃないんだな」っていう安心感から幸せな気持ちになれるよね
寝室が同じなら、一緒に過ごす時間が必然的に増えます。多忙なカップルでも、自然とふたりの時間を持てるのがメリットですね。
また、寝室がひとつでいいので、別室にするよりも家賃を抑えられます。余った部屋を仕事部屋などにして有効活用してもいいでしょう。
ふたりの寝室を一緒にするデメリット
- 生活リズムを合わせる必要がある
- いびきや寝相が問題になる
- マンネリ化
人が隣にいると、ぐっすり眠れないんだよなぁ……
神経質な人や、子供の頃からひとりで寝ることに慣れている人は、誰かが近くにいる状態では熟睡できないことも。
そうでなくても、相手のいびきや歯ぎしりがひどかったり寝相が悪かったりすると、夜中に目が覚めてしまいます。
そして、いつも触れ合えるというメリットがある一方で、隣にいることが当たり前になっていまい、関係がマンネリ化してしまいがち。
最初は一緒にベッドに入るたびにイチャイチャしていたのに、気づいたら「あれ、そういえば前にエッチしたのいつだっけ……」となる話も聞きます。
寝室を別室にするメリット・デメリット
ふたりの寝室を別々にするメリット
- 無防備でいられる
- 熟睡しやすい
- 新鮮さを維持できる
だらしない寝顔見られたらイヤだなーって思うと、緊張しちゃう……
ひとりで寝たほうがよく眠れるという人は多いです。
相手の動きで起こされることもないですし、寝相や寝起きの顔を気にしなくていいのでリラックスできますよね。
また、普段相手の寝ている姿を見ていないおかげで、付き合い始めのドキドキを長引かせられます。
ふたりの寝室を別々にするデメリット
- 仲直りしにくい
- スキンシップの機会が減る
- 部屋が2つ以上必要
エッチに誘うタイミングがつかみにくくなったかも……
ケンカして気まずい雰囲気になったとき、寝室が別だと顔を合わさずに済むため、仲直りのきっかけをつかむのが難しくなります。意識して触れ合う時間をつくらないと、すれ違いが増えてしまうかも。
また、寝室を分けるとなると、必要な部屋数が多くなります。その分家賃が高くなるので、部屋の振り分けをよく話し合うようにしましょう。
みんなは寝室どうしてる? 同棲の体験談をチェック
実際ほかの同棲カップルは寝室問題をどうしているのでしょうか?
寝室を一緒にしているカップルの割合と、私の体験談を紹介します。
寝室を一緒にするカップルは約8割
不動産サイト監修の調査によると、一緒の部屋で寝ている同棲カップルは76.5%。
調査対象は64人と少ないですが、「ゼクシィ」や「noel」の既婚者対象アンケートでも、同室派が約8割という結果に。
同棲・結婚かかわらず、「一緒に寝る」が多数派です。
【体験談】同室→別室→破局
私の初めての同棲の体験談をお話しします。
大学生のとき、同級生と新しくアパートを借りて同棲を始めました。間取りは2DK。
6畳の和室に布団を2組敷いて一緒に寝ていました。
ところが、生活リズムがあまりに違い、だんだんストレスがたまるように。
私は朝起きて夜寝る一般的なリズムですが、彼は超夜型で、ほとんど昼夜逆転。
さらに彼は寝相が悪くて寝ている間もバタバタ動いているため、私は常に寝不足でした。
私が布団に入っても、寝室にあるデスクのライトをつけて起きるんだよね……
そこで、引っ越しを機に寝室を分けることに。次も2DKですが、2部屋が同じ大きさの振り分け式です。
それぞれの部屋に布団を敷いて完全に別に眠るようになったんです。私が朝起きると彼は寝ているので、顔を合わせることも少なくなりました。
結局、引っ越しから1年程で破局。最初の部屋に住んでいるときに入籍していたのですが、離婚しました。
寝室だけが原因ではないけど、すれ違いが多くなったのは確か。
【体験談】平日は別、週末は一緒
現在、交際4年になる彼氏と同棲をしています。
3LDKの間取りで、それぞれ個室を持ち、普段は別々に寝るスタイル。週末だけ彼が私の部屋に来て、一緒に寝ます。
これならお互いのプライバシーが確保できて、平日は自分の好きなタイミングでぐっすり眠れるし、週末は恋人ならではのドキドキ感を味わえます。
「平日は別々、週末は一緒」はめちゃくちゃおすすめなスタイルです。
同棲してるけど絶妙な距離感が保てていて、私たちにはこれがベスト!
▼もっと仲良くなれるおうち時間の過ごし方はこちら
解決策|同棲で寝室を分けるかの決め方
とはいえ、どうやって決めたらいいのか迷いますよね。
そこで同室・別々どちらが向いているのか、簡単にチェックできるリストを作成しました。
どっちが向いてる? チェックリスト
それぞれメリットとデメリットがあるんだね。私と彼にはどっちが合ってるのかな?
迷うときは、次のチェック項目を参考にしてみて!
当てはまる項目が多かったほうが、あなたたちに向いている寝室スタイルです。ぜひ同棲のお相手と一緒に考えてみてくださいね。
寝室スタイル別・間取りの選び方
寝室を一緒にするかどうかによって、適する間取りも変わってきます。できれば同棲用の物件を決める前に、寝室について話し合っておきましょう。
同室で寝る場合
寝室がひとつでいいので、1LDKでも十分。
ただ、いくら寝るときは一緒といっても、ひとりになりたい時もあるかもしれません。経済的に余裕があるなら、2DKや2LDKがおすすめ。
小さいほうの個室は、書斎やメイクルームとして使ってもいいですね。
別室で寝る場合
寝室がふたつになるので、最低でも2DK必要。
広めの1LDKなら、リビングの一角にひとつベッドを置くこともできますが、プライベート感は出にくくなります。
学生や節約したいカップルは2DK、社会人で余裕があれば2LDK以上がおすすめです。
▼間取り選びで迷っているなら「同棲におすすめの間取り」も参考になりますよ。
一緒によく眠るための工夫
個人的には、普段は別々で寝ていても、週に一度など定期的に一緒に寝たほうがいいと思います。やっぱり同じベッドに入ると、カップルらしいラブラブ感が出ますからね。
そこで、ふたりで寝るときに安眠するためのヒントをご紹介します。
ベッドはセミダブル以上
たまにならシングルベッドで2人眠れなくもないですが、やはり狭いので睡眠の質が落ちます。
- セミダブル以上をひとつは置く
- シングルベッド2つをくっつける
- 布団を2組並べる
上記いずれかのスペースがあれば、大人2人でもリラックスできます。
私たちが使っているベッドは、ニトリの脚付きマットレス(セミダブル・ポケットコイル)。同棲前から同じシリーズを愛用していて、今は脚を取って和室に直置きしています。
枕はそれぞれに合ったものを選ぶ
昔、長いクッションを枕にして2人一緒に使っていたのですが、首に合わずよく寝違えていました。
しっかりした枕に変えたら劇的に楽になり、「枕って大事なんだな…!」と感動したのを覚えています。
セミオーダーの高級まくらも結構いろいろ探したんですが、結局5,000円くらいのニトリの枕に落ち着きました。
高さが細かく調整できるので、だいぶ低めにして使っています。
人それぞれ頭の形や寝相が違うから、それぞれに合った枕を持ち寄って寝るのがおすすめ。
アロマやプラネタリウムでリラックス
いい香りには神経を休める効果があるので、わが家では寝室にアロマディフューザーを置いています。ムードも出ますし、一緒に好きな香りを選ぶのも楽しいので、仲を深めるのに役立ちますよ。
さらに、最近、「Homester」という家で使えるプラネタリウムを買いました。
うちは天井に模様があるのですが、全く気にならず綺麗に投影されます。波の音なんかも入っており、癒やし効果がすごくてびっくりしました。ロマンチックな雰囲気で星を見ながら眠れて、とっても気に入っています。
まとめ:ぐっすり眠って快適な同棲ライフを!
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- 同室?別室?それぞれのメリットとデメリット
- 同室のメリット:スキンシップが増える&経済的
- 同室のデメリット:気をつかう&マンネリ化
- 別室のメリット:眠りやすい&ラブラブ状態キープ
- 別室のデメリット:スキンシップが減る&家賃が高い
- みんなはどうしてる? 体験談をチェック
- 寝室を一緒にするカップルは約8割
- 同棲の寝室問題|具体的な解決策
- ふたりに合った寝室タイプをチェック
- 同室なら1LDKも可、別室なら最低2DK
- ベッドの大きさや枕で眠れる工夫をしよう
- ぐっすり眠って快適な同棲ライフを!
睡眠をしっかりとらないと、身体的にも精神的にも疲労がたまってしまいますよね。寝不足が続くと、ストレスからケンカも増えがちです。
人それぞれ感じ方が違うので、同棲の寝室はふたりでよく話し合って決めましょう。
実際に生活してみて、「なんか眠りが浅いな」「さみしいな」など違和感があったら、途中で変更すればいいだけのこと。
お互いが快適に眠れ、仲良しでいられる寝室スタイルを見つけてくださいね。
▼同棲生活では家事分担も重要なので、次の記事で合わせてチェックしておくのがおすすめです。