最近、同棲中のカレとラブラブな感じがなくなった……。これってもしかして倦怠期?
カップルにとって避けられない試練「倦怠期」。
なんとなくテンションが上がらない日々が続くと、「私たちって終わってる?」と不安になるかもしれません。
でも、倦怠期が訪れるのは自然なこと。
正しいアプローチを取れば、関係をより深めるチャンスに変えることができますよ。
そこでこの記事では、カップルが倦怠期を乗り越えるための具体的な方法を紹介します。
【この記事を書いた人】
ギリギリ昭和生まれのフリーライター・翻訳家。バツイチ同士で同棲4年目。結婚しない・子供は持たない派。
なぜ倦怠期がやってくるのか
付き合い始めはあんなに盛り上がっていたのに、なぜ倦怠期がやってくるのでしょうか?
うまく対処するために、まずは原因を知っておきましょう。
「恋愛モード」から「通常モード」へ
恋愛初期はドキドキしたり、小さなことで落ち込んだり、感情の起伏が激しいですよね。
だからこそ刺激的で楽しいのですが、そもそも「恋愛モード」は異常な状態。
ずっと恋愛モードのままだったら、心がもたないよ〜!
こうした情熱や興奮は、日常生活に馴染むにつれて落ち着き、「通常モード」に戻っていきます。
この変化は自然なものであり、恋愛の成長とともに必然的に起こること。
「通常モードに戻った=愛が冷めた」ということではありません。
ただし、通常モードが続くと、新しい刺激が欲しくなってしまうのが人間です。
日常生活の中で小さなサプライズや新しい体験を取り入れて、通常モードながらも楽しむ工夫をしていきましょう。
どんな相手でもマンネリ化する
倦怠期になると、恋愛初期と比べて、相手からの愛情を感じにくくなるかもしれません。
ですが、忘れないでください。
倦怠期が訪れるのは、あなたの魅力が足りないからではありません。
どんなに相性が良いカップルでも、毎日のルーティンが固定化すると、マンネリ化します。
ものすごい美人でも毎日見ていたら飽きますし、ものすごくセクシーでも毎日エッチしていたら飽きます。
さみしい気もしますが、これは関係が安定している証。
「ずっと一緒にいるために必要な変化なんだな」と受け入れることが大切です。
同棲すると「関係の変化」がスピードアップ
倦怠期はどんなカップルも経験しますが、同棲していると早く訪れる傾向にあります。
なぜかというと、一緒に暮らすことで、良い面も悪い面も含めてお互いをより深く知ることになるから。
ともに過ごす時間が増やせば、関係の変化もスピードアップします。
ラブラブ期を引き伸ばしたい場合、同棲開始を遅らせるのもひとつの方法です。
倦怠期を乗り越えるための対処法:ひとりでやること
誰にでも訪れるとはいえ、倦怠期にはさみしさや物足りなさを感じてしまいますよね。
しかしこの試練を乗り越えれば、カップルの絆は必ず強まります。
まずは、ひとりでできる対処法を3つ紹介します。
1. 関係の変化を受け入れる
倦怠期は、関係が次のステージへ進むサインともいえます。
この変化を前向きに捉え、成長の機会とすることが大切です。
- 倦怠期はあたりまえ
- どんなカップルでも経験する
- 私たちは次のステージに向かっている
これらを意識しつつ、自分自身の感情を冷静に分析して、変化を受け入れる。
そうすれば、次に何をすべきかが見えてきます。
感情に流されるのではなく、変化を受け入れて自分自身を成長させる一歩を踏み出しましょう。
2. ひとりで過ごす時間をつくる
同棲生活では、パートナーと一緒にいることがあたりまえになりますが、時にはひとりの時間を持つことも必要。
ただボンヤリするのもいいですし、読書や趣味に没頭してもOK。
ひとり時間にリフレッシュすることで、自分の気持ちを整理し、関係にも新たなエネルギーを注ぐことができます。
3. 相手の好きなところを書き出す
倦怠期に陥ると、相手の短所ばかりが目につくかもしれません。
しかし、そんな時こそ相手のいいところに目を向けることが大切です。
- 相手のいいところは?
- どんなところが好き?
- 尊敬できる点は?
- あなたに何をしてくれた?
など、ポジティブな気持ちを思い出しながら、具体的にリストにして書き出してみましょう。
書き出す際には、「好きなところ100」シリーズもおすすめ。
1冊にまとめて定期的に眺めれば、初めて恋に落ちた頃の気持ちを思い出し、相手への愛情を取り戻すことができます。
同じシリーズの「一緒にしたいこと100」を2人で埋めるのも楽しいですよ。
倦怠期を乗り越えるための対処法:ふたりでやること
ひとりでの取り組みが整ったら、次はふたりでの対策に移りましょう。
共同作業で新たな絆を築き、倦怠期を共に乗り越えることが重要です。
定期的に外デートをする
同棲生活が長くなると、家での過ごし方が中心になりがち。
でも、定期的に外デートをすることで新鮮な気持ちを取り戻せます。
仕事や用事の後、あえて外で待ち合わせるのもいいですね。
普段行かない場所を訪れたり、二人で楽しめるアクティビティを計画することで、マンネリ化を防ぎ、関係に新たな刺激を与えることができますよ。
共通の趣味を始める
「一緒にいてもやることがない」
「話すことがなくなった」
そんなカップルは、ぜひ共通の趣味を始めてみてください。
楽しい時間を共有すれば、お互いの理解が深まり、マンネリ気味だった関係も復活します。
アクティブなカップルには、ゴルフやテニスなどのスポーツや、登山やキャンプといったアウトドアがおすすめ。
インドア派なら、一緒に映画を観たり、料理をしたりなど、おうちでできる趣味もたくさんあります。
ふたりで楽しめることを探してみましょう。
「将来のイベント」をつくる
同じような日々が続くと、ふたりでいることに意味を見いだせなくなったり、退屈して別の刺激がほしくなったりします。
そこでおすすめしたいのが、将来のイベントを一緒に計画すること。
「いつか一緒にやりとげたい!」とワクワクするようなことを考えてみよう!
大きなイベントを一緒に考えることで、未来に対する期待感が高まり、ふたりで頑張るモチベーションがわいてきます。
目標に向けて貯金したり、体力づくりのために運動をしたりなど、一緒に努力することで、より深い絆が生まれるでしょう。
倦怠期は悪いことじゃない!ふたりで乗り越えて絆を深めよう
同棲生活で避けて通れない倦怠期ですが、乗り越えるためのヒントはたくさんあります。
倦怠期に悩んだら、まずはこの記事で紹介した「ひとりでやること」3つ、「ふたりでやること」3つを実践してみてください。
この先には、より安定した強い絆で結ばれた関係性が待っていますよ!
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